早い方がいいの?~小学生の海外バレエ学校留学~

近年、コンクールの参加年齢の低年齢化がますます進んでいますね。
小学生低学年でも、ひとりでバレエコンクールの大きな舞台に立って踊りを披露する生徒さんを見かけると
すごい度胸だなあ、と感心します。

そしてバレエコンクールの副賞と言えば
海外バレエ学校への短期・長期入学許可やスカラシップですね!

スカラシップもらったし、で大丈夫?

コンクールで見事バレエ学校への短期・長期入学許可や賞をもらったものの
小学生の成熟度は個人差が大きいので、
海外バレエ留学についての親御さんの考えも、
それに合わせて異なります。

「小学生でひとりで海外のバレエ学校に留学なんて無理ムリ」と考える方もいれば
「将来長期留学を目指すなら、早くから海外の環境に慣れておくのが良いのでは?」と考える方もいるでしょう。
例えば入学先がロイヤル・バレエ・スクールやパリのオペラ座バレエ学校なら、
「こんなチャンスは二度とないかも?!」と考えるのも当然です。

Wellsでは、ロイヤル・バレエ・スクールのロウアースクールに
留学した生徒さんたち(長期・短期)についてサポートを行ったことがありますが
多くの小学生は、海外バレエ学校のサマースクールに参加して、
生まれて初めてホームシックを体験します。
いつもはとてもしっかりしているように見える生徒さんでも、
同じお教室の生徒さんが複数で参加していても、関係ありません。

少なくとも1週間、言葉も通じない、食べるものも違う場所で、
家族、特にお母さんから離れて過ごすことは、
舞台でソロを踊るよりも、ずっと孤独で勇気のいることだというのは、
想像に難くありません。
(夜には鹿の鳴く声しか聞こえず、携帯電話の電波も届かない、
ロイヤル・バレエ・スクールのホワイトロッジ寮のような場所であれば、なおさらです(´;ω;`)ウッ…)

そんな気持ちのままでは、せっかくの先生方からの素晴らしい指導も、
ほとんど内容が分からないまま、ただ辛い思い出とともに
コースが終わってしまうということにもなりかねません!
それでは親子ともにとても残念です・・・

コンクールで得られる賞はもちろん大きなチャンスです。
だからといって、とにかく早いうちから行っておいた方が・・・と
経験を積むことが必要とも言い切れません。
できればいろいろなことを感じて考えて、
しっかり目標を持ってから挑戦してほしいと思うのです。

日本でできる海外バレエのレベル体験

ならばむしろ!

日本でできることでしっかり経験を重ねておくのもひとつかもしれません。

コロナ禍も一定の落ち着きを見せていて、
海外の著名な先生方が来日して開くバレエ講習会の企画が
2022年の今年から戻ってきています。
昨年まではやむを得ずオンライン開催していたものも多いですが、
実際に先生方に会って指導を受ける機会が復活です!

自分たちが渡航しなくても、国内でのワークショップで
世界トップレベルのバレエ指導を経験できる方が
ずっと勉強になると考えることもできます。
日本で行われるバレエ講習会であれば、
ほとんど通訳が入るので、小学生にも理解しやすく安心です。

なら、どんなバレエ講習会・ワークショップを選んだらいいのでしょう?
参加する講習会を考える時は、必ず次のポイントをチェックしてください。

  1. 基礎をしっかり教える
  2. 年齢に合った指導ができる
  3. ピアノのライブ伴奏

「1」や「2」は当たり前のように聞こえるかもしれません。
ウェルズでは以前、プロのダンサーに小学生を教えて欲しいと頼んだことがありますが、
「自分は教えたことがないので、そこはやっぱり学校の先生に頼むべき」ときっぱり断られてしまいました。
その大変さを知っていたからですね。

アッパースクールであれば、プロから転身してすぐ講師として対応する人もいますが、
ロウアースクールの指導は、もっと複雑で難しいものです。
指導内容を伝えることひとつとっても大変ですが、
そもそもバレエはその年齢でやるべきことできることが、
骨格の成長やその人の理解力・成熟度によって大きく異なります。

小学生のように若い生徒さんほど、それらをきちんと勉強・習得した上で、
多くの教えの経験の中で自分なりに理解し、工夫している指導者に教えてもらうことで、
参加する意味のある講習会になるとウェルズは考えています。

そして「3」のライブピアノ伴奏は、イギリスでは当たり前。
音楽の質を表現する、ということを、小学生で理解することができれば、
例えCD音源であっても、テンポだけでなく、演奏家の奏でるひとつひとつの音を聴く耳に気付くことが出来る子もいます。


2022年、ウェルズからは小学生の皆さんに向けて2種類の講習会をご案内します。
もちろん上記の3つのポイントは兼ね備えていますが、
それぞれ特徴が違いますが、どちらも日本国内で経験できる貴重な体験となること間違いなし。

今お子さんにとって必要な経験はどちらでしょう。この機会が何かのきっかけになれば何よりです。

ひとつは「英国スタイルバレエ™講習会
夏休みのサマーインテンシヴにはロイヤル・バレエ・スクールの現役ファーストソリストで、
丁寧な指導が評判で一児のお母さん、  チェ・ユフィさんをお招きします。
基礎テクニックとロイヤルバレエのレパートリーを日本語でご指導いただけます。

こちらは英国バレエや踊ることの楽しさを存分に味わいながら、
世界で活躍する憧れのトップダンサーから間近に指導を受けることで、
まずはそのレベルや立ち振る舞いなど、すべてを感じながら学ぶ講習会です。
(冬休みにはウインターインテンシヴも開催予定)


一方で9月には海外バレエ留学を興味がある、さらに本気で目指しているという方のために
オーディション・インサイト」の中に小学生クラスを新設しました。(※5月下旬受付開始)
ロイヤル・バレエ・スクールのロウアースクール(11才~15才)前校長のダイアン・ヴァン・スクーア先生
日本の小学生たちに、海外に挑戦するためにその年齢でやるべきことを的確に指導。
今必要なことをしっかり意識して習得しておくことが、
その後の上達を大きく左右することは、言うまでもありません。
審査官経験豊富なダイアン先生からのアドバイスはコンクールにも役立つことでしょう。

お母さんたちにお願いしたいこと

日本行われているウェルズのバレエ講習会でも
終わった後にお子さんたちがお母さんに、
「今日は、あれとこれをやって、、」と一生懸命説明する姿を目にします。

重要なのは、何をやった(メニュー内容)か、ではなく、
そこで何を教わったか、何を学んだのかということを
生徒さん本人がしっかり理解することです。

ぜひ「どんな風にやるといいって教わったの?」と聞いてみてください。

そしてもうひとつ、

いつか、お子さんたちが自分で
「海外に行って勉強したい!」と言い出す日が来るまで、
保護者の皆さんには、留学のための多くの「新しい情報」を集めることをしていただけたらと思います。
「その日」は案外、あっという間に来るものなので、のんびりはしていられません!
(「新しい情報」については、次回のブログで。)


英国バレエ&留学情報

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