さて、今年も残り3か月となりました。
イギリスのバレエ学校では、夏休みが終わって、いよいよ新学年が始まります。
そして、そのバレエ学校では同時に、
来年(2021年)の9月入学のためのオーディションや、
今年多くが中止となってしまったサマースクールの出願受付準備が始まります。
まずはポーズ写真の撮影から、ウェルズのサポートもスタートします。
バレエ学校出願用ポーズ写真の極意 2020
The Wells オーディション用ポーズ写真撮影会 2020年10月 →終了しました
イベント報告はこちら
すでにロイヤル・バレエ・スクールでは、
12月のウィンター・インテンシヴ(日本)の発表、
そして、本校オーディションやサマースクールへの出願受付日程が発表になっていますね。
(イングリッシュ、エルムハースト、セントラルも9月中旬以降、順次日本オーディションを発表予定です)
そんな時期にいつも耳にするのは、
「バレエ留学って、するべきなの?」という質問です。
語学力や留学資金、勉強との両立、将来の進路などなど、バレエの実力や才能以外にもたくさんの壁があって、
海外バレエ留学を実現できる幸運な人は、ほんのひとにぎりです。
ですから、
「留学しなければバレリーナにはなれない」
なんてことは考える必要はありません。
実際に留学したことがなくても、
プロのダンサーとして活躍している日本人の方々は何人もいます。
留学先で多様なカリキュラムの充実した
フルタイムのダンス教育が受けられないなら、
日本の素晴らしいバレエ教師の下で、しっかりとお稽古した方が、
ずっとずっとバレエの上達は期待できるでしょう。
それでも、もしあなたが「留学したい」と考えるなら、
あえてその理由をきちんと考えてみることをお勧めします。
その留学は本当に自分が望んでいることですか?
誰かのため、ステイタス、見た目や評判ではないですか?
楽しい日本の学校生活や大好きな家族から離れて、
ひとりで厳しいトレーニングに耐えることはできますか?
自分の人生ですから、
ちゃんと答えを出せますね?
留学に対して「No」ということもできることを忘れないでください。
そしてまた、どんな目標であれ、
それが自分で立てたものであり、
そのために選んだ学校であれば、
その留学はきっと成功します!
サマースクール、そして長期留学、
もうすぐ扉が開かれます。
みなさん準備(↓)はいいですか?
<過去ブログより>
*失敗しないで!バレエ留学先の選び方と留学オーディション
*バレエ留学ガイド~学校選び編(イギリス) / 国・言葉・費用・カリキュラムの比較ポイント