英国バレエ留学サポート/日本講習会・オーディション

セントラル・スクール・オブ・バレエの気になるポイント~卒業生インタビューから深掘り

2025年、セントラル・スクール・オブ・バレエの公式オーディション&日本講習会まで1ヶ月を切りました。The Wellsの現地サポートをご利用いただきながら留学生活を過ごし、今はモンテネグロのカンパニーで活躍する先輩ダンサーからインタビュー動画が届いています。

抜粋版はインスタにアップされています。
菊池初音さん(2024年卒)

動画に出てきた学校生活のキーワードについて過去投稿などからコメントを拾って深掘りしてみました。セントラル校での学校生活のイメージを広げてもらえたらうれしいです。

一番の思い出、バレエ・セントラル

菊池さんが留学生活で一番の思い出と語っていた「バレエ・セントラル」は、第3学年で行われる学校公演の名称です。菊池さんは約2ヶ月間イギリス国内でのツアーを経験したそうです。

第3学年はツアーカンパニーである「バレエ・セントラル」に所属する。卒業年の3月よりロンドンを含め、イギリス各地にて公演活動を行う。卒業年の3月よりロンドンを含め、イギリス各地にて公演活動を行うが、これはプロのダンサーとなる準備の最終段階として大変重要視されており、各カンパニーもセントラル卒業生の入団当初からのプロ意識の高さを非常に高く評価している。

(学校ガイドより)

2025年ツアーの様子は下記記事でレポートされています。

2016年卒業 伊藤舞さんも、バレエ・セントラルが一番の思い出と話しています。楽しい、大変といった思い出はもちろん、ダンサーとしての成長にもつながったそうです。

(バレエ・セントラルで得られたことは)レパートリーの幅が広かったことですね。もちろんクラシックの作品もあるのですが、私の出た年はネオクラシック・コンテンポラリーなどのジャンルがあって、私は全部の作品でキャストに入りたかったから全部頑張ったんです。そこが必然的にクラシックだけではなく、コンテやネオにも力を入れるきっかけになりました。

とにかく大変!エッセイ

勉強面で留学生がぶつかる壁といえば「エッセイ」(論文)。イギリスの学校では多く取り入れられているので、皆さん苦労されています。

上記の伊藤さんによれば「慣れていないパソコンと慣れていない英語と慣れていないエッセイの三拍子」で死に物狂いでがんばったそうです。英語に慣れていない生徒ということで、一度提出した後も直した方がいいことを担当の先生が教えてく出さることはもちろん、完成するまで手厚くサポートしてもらえたそうです。(日本の大学の卒論と同じですね。面倒見のいい教授に当たるかどうかはさておき!)

月曜日から土曜日までほぼ朝から夜までカリキュラムがあるセントラル校。さらに夜までリハーサルが入ることもあったそうで、さらに慣れないエッセイの課題をこなす生活は大変そうですが、その積み重ねが世界で通用する語学力と芯の強さを育むのかもしれません。午前中は現地の学校に行って午後だけレッスンというヨーロッパの学校も多いですが、イギリスの学校はそこが違うことも皆さんにぜひ知っておいていただきたいと思います。

バレエ留学で大学の学士号取得(BA Honours)

セントラル・スクール・オブ・バレエではケント大学の学位が取得可能。菊池さんも卒業論文を提出し、優等学士(BA Hons 上位10%の成績での修了)となりました。

卒業後はケント大学の学士号(プロフェッショナルダンス&パフォーマンス)を取得出来る学士コース(BA Hons.)、並びに振付を学ぶ修士コース(MA)を提供している。

この資格があれば、欧州でバレエ団の芸術監督やバレエ学校の校長にもなれます。将来の活躍の幅も広がりますね。


12月にオーディションと講習会を予定しているランベール・スクール・オブ・バレエ・アンド・コンテンポラリーダンスでは、英国王立音楽大学の学位が取得可能です。詳しくは学校ガイドでご確認ください。
https://thewells.co.jp/schoolguide/rambert

セントラル・スクール・オブ・バレエ 公式 日本講習会&オーディションの詳細は学校ガイドでご覧ください。


※CSB日本講習会&オーディション 11/10締切