2024年7月にセントラル・スクール・オブ・バレエを卒業し、9月からルーマニア・シビウバレエ団に所属している 秋元栞(Shiori Akimoto)さんから、舞台デビューの報告が来ましたのでご紹介します
レゲットさん 櫻井さん お久しぶりです。
ルーマニアに来て2ヶ月経ちました。
10/3、4にシビウの劇場で、12日にオルラドという街で、スワンレイクを踊りました。
1幕は貴族ワルツ、2幕は白鳥コールド、3幕はチャルダッシュ、4幕は白鳥コールドと
沢山踊る機会をいただき学びが多かったです。
今は月末のシンデレラのプレミアに向けてリハーサルと
12月から始まるナッツクラッカーのリハーサルが始まっています。
(The Wells注 :すでにナッツはすべてソールドアウト)
シンデレラは星と舞踏会のコールド
ナッツクラッカーは1幕の親、雪、花ワル、アラビアを踊る予定です。
(The Wells注:シンデレラは アレイシャ・ガードナーによる振付の新作、初演だそうです。写真でも栞さん確認!)
スワンレイク、シンデレラ、ナッツクラッカーと3つの作品を並行してリハーサルしていて
さらに1作品につきいくつか役があるので
本当に体力的にかなりハードですが、なんとかくらいついて必死に頑張っています。
たくさん踊る機会をいただけるように
自分の良いところをアピールしていきたいと思います。
それから、9月に初めてお給料を頂き、母に公演のチケットを買いました。
プロになった自分の舞台を観てもらうのが楽しみです。
いつか是非舞台を見にきてくださいね。シビウ、とても素敵なところです。
栞さんについては 昨年のロイヤル・バレエ・スクールのサマーインテンシブレポートでもご紹介しました。
【サマースクール2023報告】ロイヤル・バレエ・スクール サマーインテンシブ アッパースクール
CSBの卒論でもあるソロ作品は ライモンダ3幕のソロは The Wellsの英国スタイルバレエ講習会で
ロイヤル・バレエ団の小林ひかるさんからコーチングと指導を受けた思い出深い作品で
劇場で観ていた私たちの胸を打つ圧巻のステージでした。
【イベント報告】英国スタイル™バレエ講習会2022ウィンターインテンシヴ
順風満帆に見え、恵まれているように見える彼女のキャリアですが、実は大変な紆余曲折と努力で成り立っています。
そばで見守り続けてきた私たちも驚くくらいの鉄の意志と自分自身。
そして、栞さんを応援するご家族の温かさもいつも感じています。
才能に加え、努力と鉄の意志で自分のやりたいことを実現してきた栞さんのあの細い体のどこにそんな体力があるのか!
大きな瞳の奥にいつも光り続けていた強い気持ちがあってこそ、
プロのダンサーとして踊る場所をつかみ取れるものなのだな と思います。
髪飾りはお母さまの作品だそうです
いつかきっと彼女の口からそれを語ってもらえる日が来ることを楽しみに(もちろんThe Wells Channelで!)
プロになった卒業生たちみんなに共通していること。
舞台に立つと決める。
それをいかに実現するかだけを考えて行動して、退路を潔いほど絶って進んでいく。
ウェルズのスタッフ一同、応援してます!
(Instagramでは英国の母Kazuyoさんも卒業生一人ずつウォッチ&DM突撃中)
ルーマニア シビウといえば ENBS卒業生の磯上美里さんも卒業後すぐに所属されていました。
日本人ダンサーも何名か常に在籍しているカンパニーで、公演数も大変多く日本でも聞いたことのある方が多いのではないでしょうか。
年末に向けても多くの公演が予定されているようです。
【The Wells Channel 英国バレエ学校卒業生のその後】第3回ゲスト 磯上実里さん(Misato Isogami)
さあ、今年の秋も セントラル・スクール・オブ・バレエの日本講習会兼長期留学オーディションが開催されます。
先輩に続いてください!!