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【報告】「イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール特集」~オンラインプログラム第6回

10月10日、オンラインプログラム 英国バレエ留学~成功へのステップ~全10回」の第6回「イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール特集」が開催されました。

今回のゲストは、ロンドンからイングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールで第1学年を担当されているマイケル・バーキン先生と康 千里(こうせんり)先生です。

まずはイベント事務局が、当日の様子を振り返ります。

イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール の4つの目標

まず、マイケル・バーキン先生から、イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールの4つの大きな目標と、卒業後についてお話がありました。

1、世界レベルのトレーニング

一人一人を大切にしながら、さまざまな経験をさせて育てます。主要なバレエ団でキャリアを積んだ素晴らしい先生方が、バレエの技術、音楽性、芸術性を育みながら一人一人の個性を活かす教育をしています。

2、 世界レベル の学習内容

アカデミック面もスタジオで行うトレーニングと同様に大変重要だと考えています。

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の歴史をはじめ、舞踊史(ダンスヒストリー)、振り付け、舞踊譜といって踊りを音楽の楽譜のように書く授業もあります、生徒さんが自信を持ってパフォーマンスができるようになるために、著名な先生を招いて心理学の講義を受けたり、その他に解剖学、栄養学なども学びます。

3、 世界レベル のサポート

世界レベルの学生生活サポートを提供する体制を整えています。
海外で一人で頑張る生徒さんが、より良く健康的な生活を送れるように専門のケア担当のみならず、学校全体でサポートしています。

4、 世界レベルのパフォーマンスの機会

パフォーミングアートのダンサーそしてアーティストを育てる学校として、学内外において、バレエをはじめライブでパフォーマンスをする機会を用意しています。またプロのアーティストの方そして振付家の方を招待して一緒にコラボレーションすることもあります。

一人一人が自立したダンサーとして、トレーニングでもパフォーマンスでも自分自身で考え、取り組んでいけるようにサポートしています。

さらに、クラシックバレエのテクニックやトレーニング、プロのアーティストになるためには欠かせないパフォーマンスの機会などについてもお話がありました。学校外のさまざまなアーティストや振付家の方も交え、多くのコラボレーションの機会もあります。

卒業生の進路

約90名弱の在校生の各学年に2~5名の日本人留学生が在籍しています。

卒業生は、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団はもちろん、香港バレエ、ノーザンバレエ、バーミンガムロイヤルバレエなど、世界中のカンパニーに就職しています。

就職率は卒業してから6カ月以内でいうと85%の方が就職、またはその次のトレーニングプログラムに入っています。このコロナ禍を考えると大変素晴らしい就職率ではないかと思います。卒業後、希望すれば学位を取得するコースへ進むことも可能とのことです。

近年の日本人卒業生の就職先としては、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団はもちろんのこと、香港バレエ団、ノーザンバレエ団、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団などのイギリスのカンパニーやデンマークのチボリ・バレエ団や ハンガリー国立バレエ団、 、タルサ・バレエ、アトランタ・バレエといったアメリカのカンパニーなど、 素晴らしい大きなバレエ団に就職しています。

あと具体的にどんなサポートするかというと

  • ダンサーの履歴書作成
  • バレエ団の探し方の指導
  • 実際にオーディションにいく旅程の調べ方
  • 滞在先の予約の仕方

などを行っています。さらに、「模擬オーディション」を開催し、実際のカンパニーでのオーディションの雰囲気を模擬体験してから実際のオーディションに臨むという準備をしています。

学校生活

学校生活の様子については、康先生が授業など具体的に紹介してくださいました。

いろいろなカリキュラムがあり、長い日は朝8時15分からトレーニングが始まり、終わるのが夕方6時半になる日もあるそうです。スタジオでのトレーニングはもちろん、アカデミックの座学にも力を入れていて、解剖学や栄養学・舞踊譜なども学びます。自分の成長記録となるPDP(プロフェッショナル・デベロップメント・ポートフォリオ)の作成や動画を使ったパフォーマンスを学ぶダンス・オン・スクリーンなども取り入れています。その中で中心を占めるのは舞踊史(ダンス・ヒストリー)。世界やイングリッシュ・ナショナル・バレエ団の歴史も学びます。ホームシックになる時間がないぐらい忙しいと生徒さんは言っているそうです。康先生ご自身もイングリッシュ・ナショナル・バレエ団から教師に転じてまだ4週間ほどとのことですが、学校の雰囲気が良く、生徒がいきいきしていると感じると話されていました。

さらにマイケル先生は、学校のあるロンドンという街の魅力を伝えてくださいました。

世界中に街がありますけれども、ロンドンほどさまざまな種類の舞台を見ることができるところは他にないと思います。

ウエストエンドのミュージカルやバレエそして演劇の舞台ですね。イギリス国内の作品や海外から来るもの、とにかく素晴らしい芸術に触れる機会がたくさんあるのがロンドンという街です。学生用の安いチケットや立見席などもありますし、学校として生徒を連れてバレエ鑑賞に行くこともあります。その際はドレスリハーサルを間近で見たりします。貴重な経験になりますね。

コロナの期間には閉鎖も多かった劇場も、だんだんとオープンしてきているそうです。

舞台を見るということは、生徒さんたちにとってとても貴重な機会です。また生徒さんたちを連れて劇場で生の舞台を見ることをとても楽しみにしています。ぜひそこから学び、自分のトレーニングに活かしてほしいです。

オーディションについて

そしてマイケルからは気になるオーディションについてもいくつかお話がありました。

オーディションを受けるためにはどのくらいのレベルが必要か?あるいは指定のコンクール何位まで、といった指標があるのかと聞かれることがあります。もちろん過去の生徒さんの中には、世界的に有名なコンクール上位入賞者の方もいらっしゃいましたが、それは必要とされる要件ではありません。

「オーディションでは、リラックスして楽しんでほしい。見ているのは、皆さんの可能性、これからの伸びしろのあるダンサーかどうか」だということです。そして求める才能とオーディションのヒントについてもコメントされました。

究極の目標は、皆さんひとりひとりが最高レベルのダンサーになることですが、イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールではそれだけではなく、バレエを通して人として素晴らしい人間になってほしいと考えているとのことでした。

この内容はThe Wells オンラインプログラム第6回です

この記事の内容はアーカイブ動画でご覧いただくことができます。

イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールは、2021年12月4・5日に日本オーディションと講習会を予定しています。

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