短期・長期留学オーディションへの対策と準備をレクチャーし、応募に必要な写真撮影などを 実際に学校の審査を担当していた講師から伝授してもらえる、オーディション・インサイト。
今年は、 ロイヤル・バレエ・スクール アッパースクールの教師 ポール・ルイス先生をお招きして2024年8月28日、29日、30日の3日間で開催しました。(8月31日はオプション企画の写真撮影会イベントを実施)
対象は小学4年生以上、2つのクラスに分かれての実施でした。
2024年2月のルイス先生の講習会報告はこちらから
⇒ 【イベント報告】英国ロイヤル・バレエ・スクール教師(ポール・ルイス)によるバレエ講習会


「オーディション」で求められるものとは?
バレエに限ったことではないのですが、本番やコンクール等で何らかの「審査」がされる場面で
どれだけ一生懸命に練習してきていても、思うような結果が出ないことはあるかもしれません。 「もっと上手に踊れたはず」「なぜ評価されなかったのだろう?」と悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、留学オーディションで合格に必要なのは “技術” だけではありません。
どんなに優れたテクニックを持っていても、それを 魅力的に見せる力 や 表現力、自信 がなければ、審査員の心には残らないのです。
2024年9月に開催された 『オーディション・インサイト(Audition Insight)』 では、英国 ロイヤル・バレエ・スクールのポール・ルイス先生 が、入学オーディションで選ばれるために本当に大切なことを生徒たちに伝えてくださいました。
1.講習内容
3日間の講習会形式と個人指導を実施。
最終日は中学生以上のマクミランクラスでは模擬オーディション実際のオーディションと同じ流れでレッスン が進められました。
参加者は、本番を意識した環境での指導を受けることで、より実践的なオーディション対策ができたのではないでしょうか。
小学生のアシュトンクラスは最終日には保護者参観を実施し、ロイヤル・バレエ・スクールの指導を間近で見ていただくことができました。
小学生、中高生それぞれの年齢にあった内容を、少人数で受けられる講習会はなかなかありません。
ロイヤル・バレエ・スクールのロウアースクールは11歳から、アッパー・スクールは16歳からオーディションを実施しています。
小学生、中・高生にあった、「オーディションとは」が今回のテーマとなりました。
まだまだ先のことと思っている生徒さんにも、今後の取り組みについての大きなヒントがたくさん隠されていた内容でしたね。
✅ 模擬オーディションは実際のオーディションと同じ流れでレッスン
中・高生クラスの最終日はオーディション形式で進行。 受付から始まり、レッスンの進行、バレエクラス、センター、ボディーのチェック等、実際の流れも体験しました。最後のフィードバックでは、個人個人が気を付けることや、審査ではどこで何を見ているのか、そこでどうアピールするのかについても解説がありました。





✅ バレエスクールの入学時に求められる基準を学ぶ
審査員はどこを見ているのか? どんな要素が評価されるのか? 評価基準 を実感できる内容でした。小学生のクラスでもロウアースクールのオーディション対象年齢になりますので、同じようにどこを見られているのかについての指導をしていただきました。


✅ フィードバックを通じて、自分の改善点が明確になる
ポール・ルイス先生からのフィードバックは、参加者一人ひとりにとって非常に具体的で実践的でした。3日間を通してレッスンを見ていただいているので、個人に向けても、全体に向けてもアドバイスをいただきました。


今回は、参加者の中から優秀な方に【ロイヤル・バレエ・スクール短期留学】の参加許可が出ました。
これは、優秀な方がいれば、実際にロンドンのスクールでの教育を体験していただき、今後のバレエへの取り組みに生かしてもらいたい、このチャンスがあればその生徒さんがさらに伸びてくれると思う という賞になります。
🏆RBS短期留学受賞者
✨アシュトン(小学生クラス) 井内紬さん K-Grace Ballet 宮内和子先生
ロイヤル・バレエ・スクール ウィンターインテンシヴ東京参加許可
✨マクミラン(中・高生クラス) 大澤たまきさん 梨木バレエスタジオ(梨木里美先生)
ロイヤル・バレエ・スクール ウィンターインテンシヴ東京参加許可
大澤さんは 参加されたRBSウインターインテンシヴでさらに香港インテンシヴの参加権も授与されたそうです。
お二人ともおめでとうございます!


また、個人指導もあっという間に満席になりました。
それぞれの生徒さんのニーズにこたえたより実践的な内容となります。
マンツーマンの濃い時間のおかげで、その後の大きなコンクールや、入学オーディションに役に立ったとのお声も多くいただきました。


2.参加者の声
講習会終了後、参加した生徒の皆さんからも多くの感想が寄せられました。
🗣 「本番さながらの緊張感の中で、リアルなオーディションの雰囲気を体験できました」
→ 「実際にオーディションを受けている感覚になり、普段のレッスンとは違ったプレッシャーを感じました。でも、その緊張感の中でどれだけ自分を表現できるかが大事だと実感しました」
🗣 「英語でピアノの伴奏のレッスンははじめてでした。」
→ 「(小学生のクラスは)人数が少なかったので、一人ずつしっかりと見てもらえて、通訳の先生も優しくて安心でした。ピアノの演奏でいつもよりも音楽をとても意識できました」
🗣 「先生のフィードバックがとても具体的で、次に何を改善すればよいかが分かりました」(個人指導)
→ 「ただ『もっとこうしなさい』ではなく、『どうすればさらによくなるのか』を細かく教えてもらえたのが嬉しかったです。今後のレッスンで意識するポイントが明確になりました」
🗣 「写真撮影会のおかげで希望するサマースクールすべてに合格しました」(オプション企画 写真撮影会)
→ 「オプションの写真撮影会では、3日間の指導の後に さらに撮影前のレッスンでしっかりと指導していただきとても美しいポーズ写真が撮でき、希望するサマースクールにすべて合格できてびっくりしています。私の強みを生かしたポーズの指導を頂けたお陰です。」
🗣 「最終日の見学がとても勉強になりました」(保護者)
→ 「日頃レッスンを見ることがないので、実は娘の姿を見たくてこの講習会を申し込んだのですが、保護者見学会では、私のほうが先生のご指導の一つ一つにうなずくことばかりで、必死でメモを取っていました。イギリスのスクールで行われている指導をどなたでも受けられる機会は本当に貴重だと感じました。次回も必ず参加します。」


3. ポール・ルイス先生が伝える「オーディションに臨むときに必要なこと」
🩰 「技術だけでは不十分」
- バレエの技術が素晴らしいのは当たり前です。でも、それだけでは審査員の心には残りません。
- オーディションでは、どれだけ自分を表現できるかが大きなポイントです。日頃から意識しておきましょう。
🎭 「表現力を高めることが大切」
- 無表情で踊っていませんか? 表情がないと、どんなに美しい動きをしても観客には何も伝わりません。選考の場ではあなたがどんな人なのか、審査員に伝えることはとても大切です。
- 審査員が『このダンサーは何か違う!』と思うような存在感を出すことが重要です。
💃 「自信を持って踊る」
- たとえ自信がなくても、自信があるように見せることも大事です。
- 名前を聞かれたとき、小さな声で答えていませんか? 堂々と、ハキハキと話すだけで印象が変わります!
🩰 「服装や見た目も戦略的に考える」
- 審査員の記憶に残るために、自分を魅力的に見せるレオタードの色やデザインを選びましょう。みんなと同じでは印象に残りません。
- 清潔感のあるシューズ、綺麗に整えられた髪型も大切な要素。舞台で踊るダンサーを選ぶのと同様にオーディションも一つの舞台なのです。
🌍 「強いマインドセットを持つ」
- 一度のオーディション結果がすべてではない。挑戦し続けてください。
- 何度もオーディションに挑戦し、成長していくことでチャンスを掴むことができます。
参加されたみなさん、ありがとうございました!
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次回も是非お待ちしています。