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ロイヤル・バレエ団/シネマ~コンチェルト/エニグマ・ヴァリエーション/ライモンダ 第3幕~

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2019/20
コンチェルト/エニグマ・ヴァリエーション/ライモンダ 第3幕のトリプルビル。
Wellesの学生スタッフがレポートしてくれました。
—————————

バレエを見るのは大好き!
でも「これはマクミランの作品だから…」「プティバだから」そう言われても実はよくわからない(汗)
そんな心当たりはありませんか?

何を隠そう、私もそんな1人。
振付家の名前は知っていてもどう違うのかがいまいちわかっていませんでした。

踊るにしても観るにしても作品の理解には振付家の意図や特徴を知ることは必要不可欠。
しかしなかなか比べる機会もないし、比較するのも難しい…

そんな人にはうってつけの舞台がこのトリプルビルです。
見るだけで、サクッと理解できる驚き。

マクミラン、アシュトン、ヌレエフの3人の振付家の作品を見比べ、「振付家の違い」が体感できます。

振付家が違うということは、音楽と振りの関係やダンサーに求められるもの、
雰囲気がガラッと変わるということがはっきりと誰にでもわかる、そんな貴重な舞台でした。

例えば、マクミランは音楽とパの正確性をとことん追究し踊り手の個性を無くすことが要求され、
シンプルななかにも様式美を醸し出すのに対し、
アシュトンは登場人物の個性を生かしながらも
ストーリーテラーの役者としてのダンサーを求めるけれど
フレッド・ステップと動きで彼の作品だとわかる。

そしてロシア出身のヌレエフは民族舞踊のエッセンスを取り入れて圧倒的なロシアのゴージャス感を全面に出す。

そうした違いは言葉では追うことができても
体感しない限りなかなか理解することは出来ません。

日本でバレエを「習って」いても「振付家って?」な人は多いのでは?

この公演は「振付家」という観点から作品を見る
そんな学びの絶好かつ貴重な機会でした。

もちろん英国ロイヤル・バレエ団ですから
テクニックや表現力を学ぶのにも、素直に観賞して楽しむのにも最高です!!

ロイヤル・バレエ・スクールの生徒による練習風景

スクリーンだからこそダンサーの表情や細部まで見ることができ、とても贅沢な三時間。
なかなか費用的にも劇場に行くのは難しい学生の身としては
とてもありがたいのがシネマです。

いつものダーシー・バッセルの解説と
ロイヤル・オペラ・ハウス関係者の方々のインタビューによる小ネタつきで
より深く学ぶことができるのも楽しみです♥️

日本人ダンサーの平野さん、金子さん、アクリさんも大活躍。
そしてなんといっても、フランチェスカ!キラッキラの粉が彼女を取り巻いていて目が離せませんでした。

特にアクリさんは、エニグマでは最初にアシュトンが振り付けた通りに踊っているのだそうです。
過去なかなか、それができるダンサーはいなかったとのこと。

金子さんの長い手足の隅々までコントロールされた美しさは群を抜いていて
どうしても目がそこに釘付けになりました。

あとは、皆さんの目で確かめてください。
わたしももう一回観に行きます!

スタッフ Ayumi

 


2020年1月17日(金)~1月23日(木)に
ロイヤル・バレエ団
「コンチェルト」
「エニグマ・ヴァリエーション」
「ライモンダ 第3幕」
のトリプルビルがシネマとして登場します。

1月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか、全国公開

公式サイトはこちらから

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