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2024サマースクールレポート【セントラル・スクール・オブ・バレエ編】RAのRenaさん(R❣️)前半

昨年に続いて セントラル・スクール・オブ・バレエのサマースクール参加ツアーに帯同してくれた、セントラル校卒業生の石川怜奈さんによるレポート 3部構成でお送りします


みなさんこんにちはRenaです。Central School of Ballet(セントラル・スクール・オブ・バレエ、以下CSB)のサマースクール2024の様子をお届けします!

今回のCSBツアー参加者は12名。

7月17日〜8月4日まで19日間のスケジュールでした。

サマースクール自体は7月22日から2週間でしたが、バレエ・セントラルの卒業公演を鑑賞するため少し早めにロンドン入りしました。

昨年に引き続き私もRAとして、前半は現在ベルギーでコンテンポラリーダンサーとして活躍されているEimiさんが2020年に続き参加、後半はYukariさん(2019年ENBSサマーのガーディアン)と共にサマースクールツアーに参加されたみなさんと過ごしました。

滞在先はCSBの生徒たちも住んでいる学生寮。

CSB旧校舎の目の前にあるロンドン中心の超便利な場所です。

CSBには学校付属寮がないので、キッチン、バスルームがあるスタジオタイプの1人部屋が中心で
大きな大きな洗濯機だけ共有しているイギリスの大学生が住むアパートに住んでいます。

セントラル・スクール・オブ・バレエの学校情報はこちらから

7月18日(木)

到着翌日の午前中は時差を調整のため休養。

夕方からはバレエ・セントラルの公演を観に行くのでその前にロンドン観光に出かけました!

この日はロンドンブリッジ、タワーブリッジ、国会議事堂(通称ビッグベン)、バッキンガム宮殿と主要観光地を周りたくさん歩きました。

会場近くのタイ料理屋さんでご飯を食べて、いざバレエ・セントラルの公演鑑賞へ!

昼間は3年生の卒業式があり、卒論のテーマでもあるグラジュエーションソロを披露。

私たちはバレエ・セントラルの千秋楽を観劇しました。
生徒による劇場アナウンスは日本語での案内もありました!

今回の上演作品は全部で4作品。
やはりプロフェッショナルレベルのパフォーマンス力に圧倒されました。
“Night Fight v2.0”では、日本オーディションにも来日くださっているCSB音楽監督のMr. フィリップ・フィーニーのピアノの生演奏でした。彼の力強く訴えてくる音色とダンサーの熱量が相まって別世界に連れて行かれたようでした。
クラシック作品は“コッペリア“の抜粋があり、サポート生のお二人が主役を務められました。
いつもインスタグラム上でご活躍を拝見し、発信させていただいていたサポート生のみなさんの踊りをライブで観ることができ、嬉しかったです。

(写真4:バレエ・セントラル公演鑑賞)

7月19日(金)〜21日(日)

この3日間はRoyal Ballet and Opera (ロイヤルバレエアンドオペラ、旧名:Royal Opera House ロイヤルオペラハウス)にて
ロイヤルバレエのソリストを務めていらっしゃるチェ・ユフィさんがワークショップを開催してくださいました。

あのみんなの憧れのオペラハウスのスタジオでレッスンを受けることなど
ロイヤルバレエ団に入るかそこで舞台をやらない限りなかなかないことでしょう…
わたくしRenaもみなさんと一緒に参加させていただき、
そしてCSB現3年生のサポート生4名もこのワークショップに参加されました。

オペラハウスのステージドア(楽屋口)から入りアシュトンスタジオまで
色々なところを通って衣装や道具ものる大きなエレベーターに乗り
ドアが開くと正面に白く輝くスタジオが…!!
ドアが開いた瞬間にみんなでわぁ…!!やばい…!
いつもYouTubeで見ているところだ!
興奮しつつも大きな声を出さないよう互いの顔を見合いながらワクワクでスタジオに入りました。

最後の日には堂々と慣れた足取りで入場しておりましたね(笑)

いつも舞台上そして動画で観ているユフィさんに直接ご指導いただき、
生演奏のピアノでのレッスン、天井が高くガラス越しに空が見え、鏡の中の自分が小さく見えるくらい広々としたスタジオで踊っている時間は夢のようであっという間でした。


(Wells注:1日目の伴奏は イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールのバレエピアニスト、Markさん。
2.3日目の伴奏は ロイヤル・バレエ・スクールのバレエピアニスト、Akikoさん
という、これも素晴らしいメンバーでした)

最終日の午前中には、弊社と長く親交があり、CSBの音楽監督の奥様でロイヤルバレエアンドオペラの衣装部のモラグさんにバックステージを案内していただきました。

オペラの照明合わせをしている様子を客席から見たり
みんなが大好きな憧れのプリンシパルのお衣装を見せてもらったり
衣装デザインの歴史や背景などたくさんの貴重なことを学びました。

そして彼女のオフィスでティーブレイク、
生徒一人一人に衣装まつわるお土産をいただきました。

ユフィさん、モラグさん改めて私たちを温かく迎えてくださり、ありがとうございました。

こんな貴重で有難い機会をいただけたことに感謝です。

また土曜日の昼間はレッスンまで市内を散策。
道中で見つけたハリーポッターのお店に入ったり、三越本店のライオン像のモデルとなった獅子像があるトラファルガースクエアを回って、ミュージカルの“オペラ座の怪人“を鑑賞しました。
あの大きなシャンデリアが…などさまざまな仕掛けがある大迫力の演出に驚きながらも楽しんでくれたようでした。

さて、次は 第2部 第3部へと続きます