AATH初の学校公演のレポートが担当ガーディアンから届きました。(原文ママでお楽しみください)
Acosta Advancer Training Hub (AATH)の初の学校公演’FIRST CALL’が10月17日に開催されました。
会場は学校の隣の施設、Woolwich Works。
広いスペースの真ん中にリノリウムが引かれそれを囲むように座席が並んでいました。
ウェルズのサポート生のみなさん大変ご活躍されました。
まさにオールラウンダーという言葉がぴったりな舞台。
すごくちかくで見れたので迫力もあり皆さんの表情もはっきりと見えすごく楽しかったです。
創立者のカルロス・アコスタさんのお話から幕を開け、演目は、+18の担任Ludovic Ondiviela先生振り付けの’In Line’ , アコスタ・ダンツァのレパートリー’Nutcracker in Havana’より花のワルツと金平糖の精のグランパドドゥ、そしてCameron McMillan先生によるコンテンポラリーの作品’Constellation’の4作品でした。

In Line
+16と+18の全員参加の作品。バレエ学生たちがオーディションでたくさんのチャレンジをしていく物語。
テクニック、感情表現、自己表現をどれだけ見せていけるか、番号が呼ばれ残っていくというまさにオーディションの様子を作品にしたものでした。綺麗なクラシックの音楽に被せて声が入り(事務の方の声でした笑)、どんどんそれに対応していくダンサーたち。
クラスレッスン、高度なパートナリング、バレエ作品からのフレーズ、演技見ていてずっと飽きない作品でした。

Constellation
+18から少人数の選抜メンバー。暗めの照明で繰り広げられる超人的な身体の可動域を見せたダンサーさんたち。どのダンサーからも目が離せなかったです。
インターバルではピアニストのJose Carlos Guerraさんの演奏で盛り上がりました。
Nutcracker in Havana より花のワルツ
+16全員と+18の数名が参加の作品。ジャズ風にアレンジされた音楽で新しかった。
1拍にたくさんのステップが入っているのにピタッと揃っているコールドバレエはさすがでした。
リハーサルの様子も日頃から聞いていたのですごく練習したのが見て取れました。
難しい振りをこなしながら穏やかな花のワルツの表情で踊っていらっしゃる姿はまさにプロフェッショナルでした。
金平糖の精のグランパドドゥ
+18に在籍されていてもうバーミンガムロイヤル・バレエ団への契約が決まっていらっしゃる生徒さん。
もうそれはブラボーとしか出てこない完璧なテクニックとオーディエンスを引き込む力。素晴らしかったです。
最後はみなさんのルべランスではずっとフォー!という声と盛大な拍手が鳴り止みませんでした。
客席にはアコスタ・ダンツァのダンサーさんたちも応援に駆けつけ、他にもビッグな方も色々いらしていたよう。
終演後には先生方が生徒さんたちの出を待ちよく頑張ったね!!おめでとう!とたくさん労ってくださっていました。
日本人の生徒さんたちと集まって話していたら後ろからカルロス・アコスタさんがいらっしゃり、
みんなお疲れ様!素晴らしかったよ!そしてイギリスでの生活はどうかな?楽しんでいるかな?
と優しいお声がけをいただき、全員で大興奮でした。

一人一人の目を見ながらあなたはこれが素晴らしかったよとコメントをされている姿はまさにスターであり、あるべき指導者の姿。本当に素敵な方が作った学校は、素晴らしいチームで皆さんが仲が良く、本当にダンサーにとって必要な環境だと思いました。
3月にはSwan Lakeの舞台があるそうで、もうすでにリハーサルに取り掛かっていらっしゃるようです。
12月にはスタジオで’Nutcracker in Havana’よりいくつかパフォーマンスをするようです。たくさんの公演の機会があり、また楽しみです!
当日は、サポート生の担当ガーディアンたちや、サポート生のステイ先の家族も揃って駆けつけて賑やかだったようです。
3年は無理だけど1年なら留学できる! という方に大人気の AATH(アコスタ・アドバンス・トレーニングハブ)


