2022年7月にセントラル・スクール・オブ・バレエを卒業した赤崎公春さん(Koharu Akasaki)から嬉しい報告が飛び込んできました。
現在はフランスのカンパニーに所属されています。
初めて講習会にいらしたときから、とにかく目を引くダンサーだった公春さん。
本当に3年間いろんなことがありましたが、無事ご卒業おめでとうございます。
ご本人からの許可を頂いて、メッセージをこちらにシェアさせていただきますね。
私は今、フランスの南仏に位置するトゥールーズのCompagnie François Mauduit というところで踊っています。
このカンパニーはディレクターが才能溢れる方で
全ての作品を彼自身が振付している為
色んな作品を今まで味わうことのできなかったテイストで楽しみ踊ることができます。
クリスマス前にDANS LES YEUX D’AUDREY という新作の公演が控えており、リハーサルを重ねています。
最近ではWilliam Forsythe のワークショップもあり
セントラルを卒業しても自分自身が成長できる学べる環境にいることができています。
先日、お陰様で無事にケント大学の卒業式が終わり
BA(Hons)の学位を取得することができました。
(Wells注:Honors Bachelor of Arts ケント大学文学士 優等学位 成績優秀の卒業生のみに与えられます)
ここまで血の滲む思いで励んできた同年代の生徒たちが大聖堂に集い
パイプオルガンの生演奏に祝福され
ステンドグラスから入り込む光が皆んなをスポットライトで照らしているようで
本当に素晴らしい式でした。
ここまでの道のりは短いようでとっても長かったです。
異国での生活をはじめ
VISAの為の試験(IELTS)だったり
座学、山ほどのessay、Dissertation、presentation、実技のAssessment、ツアー、
たくさん乗り越えなければならない試練がありました。
私だけでの力ではなく、間違いなく周りに支えられ、有難いことにここまで乗り越えることができました。
セントラルを思い返せば、大変なことが多くありましたが
才能に溢れたダンサー達に恵まれ、先生方も温かく
毎日素晴らしいピアニストさんの生演奏で
大好きなバレエを朝から晩まで追求し学べた3年間の日々は
私の財産です。
卒業式の時、多くの人に囲まれ学位書を頂き
Rochester Cathedral の真ん中を歩いた時
ここまで励むことができた自分を誇りに思えました。
同時に感謝の気持ちでいっぱいでした。
何かしらの理由でここの場に立てなかった同志が何人もいるからです。
セントラルで過ごした日々を
また培ったものを糧にして自信を持ち
周りへの感謝を忘れずにこれからも志高く邁進していけたらいいなと思っています。
本当にいつも大きなサポートをして下さり、寄り添って下さるウェルズには感謝しかありません。
本当にありがとうございます。ウェルズと出会えたから今の私があると思います。
これからも見守って下さると嬉しいです。私のセカンドファミリーです。
嬉しい言葉をありがとう♪ 今後もウェルズはファミリーのみんなを応援していきます!!
卒業報告は続く!