【ロンドン公演レポ】リアム・スカーレット版 ロイヤル・バレエ団「白鳥の湖」④(マリアネラ・ヌニェス/ワディム・ムンタギロフ)

今回の「白鳥の湖」ファースト・キャストとされたのが
この二人でした。
今や、
バレエ団の顔であることは
間違いありません。

スカーレット版「白鳥の湖」マリアネラ・ヌニェスさん主役の日のキャスト表

ムンタギロフの舞台は
新国立劇場で気軽に観ることができるのですが、
やっぱり
なんとなく
こう言ってはなんですが、
とても違うんです。

恐らくリハーサルにも
物凄く時間をかけるし
意気込みも違うのかもしれません。

彼の完璧なテクニック
美しい5番や
アラベスクのラインに加えて、

若々しい王子ジークフリートの
悩みや苦しみが
痛いほど伝わってくる演技力
(これは年々素晴らしくなってきます)

以前イングリッシュ・ナショナル・バレエ団で観た
ダリア・クリメントヴァとの「白鳥」で感じた
「演技しています」感のようなところが
すっかりなくなっていました。
スカーレットの演技指導でしょうか。

長身に長い手足
恵まれたスタイルにも関わらず
速い足さばきも
高いジャンプも
あくまでもノーブルにこなします。

どれだけ強いコアマッスルなんでしょう。

3幕のソロでは
このために練習していたらしい
ダブル・トゥール・アン・レールを2回続けて跳ぶ、
という大技を3回続ける
という信じられない大技を

「毎回5番のプリエで美しく着地し
音楽に合わせて踊る」

という信じられない技を見せてくれたので
私たちはワォとしか言えません。
(隣の方たちは、あまりの凄さに、
笑ってしまっていました)

彼がジュッテやジャンプをしていると
美しいサラブレットを思い起します。

それほど、力強く美しい
王子ジークフリートでした。

「白鳥の湖」カーテンコール

そして、
オデット/オディールは
大好きなヌニェスです。

もう昔のことになりますが、
このダンサーに出会って
私は初めて
「観る人を幸せにする」
ということが本当にできるんだ
と実感を味わうことができました。

彼女のオデットは
2幕で袖から飛び出して
センターに着地した時から
舞台の全てを支配します。

白鳥は大きな鳥です。
決して小鳥ではありません。
その優雅さと存在感を表現するのは
可憐なダンサーには難しい役柄です。

今回のオデットに
飛ぶ鳥を落とす勢いの
フランチェスカ・ヘイワードがキャスティングされていないのは、
もしかしたら彼女が小さすぎるからかな
と仰っていた方もいました。

「白鳥の湖」カーテンコース(ヌニェス/ムンタギロフ)

演技派で
テクニシャンで
全てを兼ね備えた
マリアネラ・ヌニェスが
このタイミングで新版「白鳥の湖」を初演できたことは
奇跡に近いかもしれません。

それほど
気力も体力も充実した
プリマドンナの踊りを堪能させていただきました。

3幕でのオディールと王子のパ・ド・ドゥ
最後で王子を跪かせる瞬間には
もうこれ以上の高揚感はない!
という最高のタイミングでフィニッシュしてくれました。

そして30分の幕間に
どのようにして楽屋でオデットに変身するのでしょう。

誰も寄せ付けない孤独にいるのか
はたまた
明るい彼女の性格のままに
おしゃべりしながら着替えを済ませるのか。
いずれにしても
その集中力は半端ではありません。

失意に暮れるオデットの悲しみは深く
王子の再三にわたる謝罪の言葉も
彼女を救い出すことはできません。

最後に一瞬だけ
赦したようには見えましたが、
それは諦めに似た境地だったように
私には見えました。

彼女が身を投げたのは
王子を救うためだったのか

呪いから解かれず
一生をロットバルトの所有物として生きながらえるより
自らの死を選んだのか。

スカーレットの中では
この物語は悲劇です。

王子や白鳥たちがロットバルトを退治するわけでもなく
オデットと王子の愛が呪いを破るわけでもなく
二人が死して共に天国へ召されるわけでもありません。

悲劇は悲劇として描く
スカーレットの流儀ですね。

「白鳥の湖」カーテンコース(ヌニェス/ムンタギロフ)

今回はカメラが入っていたので、
日本でも東宝シネマさんがきっと上映してくれます!
必ずもう一度、
観に行きます!

\ポール・ルイス先生スタジオワークショップ @k_graceballet ✨/

Welcome BACK to Japan, Mr.Lewis!!
到着の翌日は朝から早速千葉にあるK-GRACE BALLETさんのスタジオワークショップへ!

午前中は中学生以上の方、午後は小学生の生徒さんたちのクラスでした🩰

K-GRACE BALLET代表の宮井和子先生は、ルイス先生がセントラル・スクール・オブ・バレエ(CSB)で教えていらした頃の同僚でもいらっしゃる エリア・ルヤンド先生の愛弟子に当たる方です🤍

また、本日のピアニストは星美和さん🎹
美和さんとWellsも以前お仕事をご一緒させていただいたこともあり、こうやってこの世界もまたSmall Worldで様々なご縁がつながっていることをつくづく感じます🫶🏻

「先生(ルイス先生ご自身のこと)のつまらないExerciseの途中でも劇場のお客様とつながることを意識して顔や目線の練習をしなさい」

ルイス先生の軽妙な語り口の中の真実にハッとさせられることも度々です🔥

こちらのスタジオにはこれまで様々な先生方と一緒に折に触れてお伺いしていますが、いつも生徒さんたちは皆さんamazingです!

@k_graceballet のみなさんありがとうございました🙇‍♀️✨

明日(4/1)から3日間は、ノアスタジオ都立大学にてマスタークラスです❤️‍🔥参加者のみなさんにお会いできるのを楽しみにしております🥰


今日も投稿をみてくださりありがとうございます❣️
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[ブログ更新]
現役バレエ学生からの公演レポートが届きました🫶🏻

今回は2月16日にロイヤルオペラハウスのリンブリーシアターで上演されたアコスタ・ダンツァの”フォークロア”を観に行かれた、セントラル・スクール・オブ・バレエ(CSB)3年生のTamakiさんより🩵

留学され3年目になるTamakiさん。ご自身の世界も広がり、物事を深く洞察する学びを続けられていることが文章から伝わってきます。
舞台の様子が目の前に浮かびワクワクする、素敵なレポートありがとうございました🥺✨
ブログ内には今回の作品のトレイラー動画も載せております!

https://thewells.co.jp/blog/32306
ストーリーズハイライト「ブログ」に貼っております🔗
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[Acosta Danzaについて]
アコスタ・ダンツァ(Acosta Danza)はバレエ界のレジェンド、カルロス・アコスタ氏が立ち上げたダンスカンパニー。今尚も唯一無二のキューバ文化を取り入れたスタイルに世界中が注目しています❤️‍🔥

最近AATH(Acosta Advanced Training Hub)のご紹介もさせていただいておりますが、カルロス・アコスタ氏が設立している事業のいくつものうちのひとつ。この学校もAcosta Danzaが基本となり構成されているプログラムです💃
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