いよいよ始まった2017年コンテンポラリー・ダンス・インテンシブ
今年はThe Wells x SYD に加え、日英ダンス協会も仲間入りしたコラボイベントです。
英国のコンテンポラリー・ダンスの歴史は1960年代に遡りますが、比較的ダンス(踊り)を中心に発展してきました。(もちろんその中でも優れたミニマリズムやフィジカル・シアターも生まれてきています)
バレエやダンス専門学校では、カニンガム、グレアム、リーマン、リリースなど、主なダンス・テクニックを全て学びます。
リー・スマイクルの指導メソッドは、彼がランベール校時代に学んだカニンガムやリリースをベースにしていますが、長年の指導の間に独自のムーブメントも取り入れてミックスし、生徒たちから最大限の可能性を引き出します。
9才から14才の初心者コースは3日間です。
初めはすこーし恥ずかしがっていた子どもたちも、音楽に合わせて笑顔いっぱいで跳び、走り、転がって(笑)います。
作られた「振付」を踊るのではなく、重力や浮力(!)自分たちが持っている身体をどんな風に使うのか、ジャズやヒップホップの経験のある生徒たちは、それぞれコンテンポラリー・ダンスのとの違いに戸惑いながらも一生懸命、身体をリリースしていく感覚を学んでいます。
1日目、2日目と、その変化を目の当たりにしていると、明日の最終日がますます楽しみになってきます!