イギリスのサマースクールも、もうすぐ一区切り。
9月の新年度に向けて、それぞれの学校が準備を始めています。
今年サマースクールに参加した方は特に、今のバレエ界には、コンテンポラリー・ダンスがなくてはならないものになっていることに気付いた方が多いでしょう。
日本の夏には、今年も世界中からバレエ団やダンサーたちがやって来て、素晴らしい舞台を披露してくれていますが、その中にも多くのコンテンポラリー・ダンス作品がありましたね。
国内では谷桃子バレエ団がコンテのトリプルビルを発表していました。
また、もう直ぐ吉田都さんも出演する、堀内元さんの舞台もあります。
日本でもようやくコンテンポラリー・ダンスの注目度が増してきて、ローザンヌやYAGPなど大きな国際コンクールだけでなく、国内のコンクールでも「コンテンポラリー・ダンス部門」や「課題」が実施され始めています。
でも皆さんがコンテンポラリー・ダンスを踊ることで、審査員の先生方が何を審査していると思いますか?
バレエのように決まった「技」がないコンテでは、いわゆる「失敗」はありませんよね。。。
だからと言って、「与えられた振付を踊るだけだから簡単!」なんて思っていたら大間違いです。
コンテンポラリー・ダンスでは、衣装でも技でも目くらましのできない、本当の「踊る力」が審査されます。
たくさんのコンテンポラリー・ダンス作品を見ていると、
身体から何かを発しているダンサーに出会う事があります。
いつまでも見ていたい、と心を揺さぶられるダンサーや作品に出会う事があります。
それは、プロだけに限らず、1年目の留学生の中にも見つけることがあるんです。
恐らくそれが、そのダンサーの持つ「踊る力」です。
そして「踊る力」は、「バレエ」や「コンテンポラリー・ダンス」という枠組みを超えた、
素晴らしいダンスの世界を知っているダンサーだけが持ち得る力なのではないかと思います。
もしあなたが本当の「踊る力」の意味を理解することができたなら、
「バレエ」も「コンテ」も、一気に世界が広がることでしょう。
数多くの学生に踊ることの意味を教えてきた「リー・スマイクル」
コンテンポラリー・ダンスに浸る4日間で、あなたの「踊る力」を目覚めさせてください。
もう間もなく締め切りです。
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