ENBS,Rambertに続いてCSBの学期末公演レポート、ガーディアンリーダのKazuyoさんによるレポートです。
The Wellsのガーディアンは、子育てのプロから元ダンサーまで様々なキャリアの英国のプロの皆さんが担当してくださっています。日本から留学をして英国の生活面で頼れる存在。皆さん、それぞれの担当の生徒さんたちの活躍を見に行くことを何よりも楽しみにしてくださっています。（頂いた文章そのままを掲載しています）
9月に始まった新学期。1年間に3学期あるうちの、初めの1学期は、ウィンターショーケースという、ステージで締めくくられます。
2024年12月11日水曜日は、楽しみにしていた、セントラルのウィンターショーケースに行ってまいりました。
セントラルの公演は、11日・12日と、2日間に渡り、それぞれ5時、7時の公演があるので、全体で4公演でした。
セントラル校はロンドン中心部の、サウスバンク地区にあります。
2021年にファーリンドンからテムズ川を挟んだ新校舎に移転して、まだ数年。
近代的な外観や、新しく綺麗なスタジオや設備は、大変恵まれています！
現行のサポート生や、既に私たちガーディアンのサポートの手から卒業して、ひとり立ちしようとしている生徒を合わせると、10人を超えるサポート生が在籍するセントラル校
。授業参観などの機会にも参加してきたので、サポート生以外でも顔なじみだったり、繋がっている生徒たちが居て、皆さんの成長ぶりが、とても楽しみなのです。
担当のサポート生から、チケットの情報や出演日、演目などを教えてもらうと、早速、各ガーディアンにも連絡！
去年、あっという間にチケットがなくなってしまったので、みんな迅速な行動をしました。（なんと有り難い！）
セントラル校の場合は、チケット自体は無料であることが特徴です。
チケット代の代わりに、学校の為に、各人ができるだけの寄付をする、という形を取っているのです。
建物内に入ると、セントラルのTシャツが販売されていました。裏側のデザインも素敵です。色は3色ありました！
プログラム・キャスト表が配られます。QRコードを読み取ってスマートフォンから確認することも可能でした。
Central School of Ballet Winter Showcase
Gable Studio Theatre
Sleeping Beauty – 2nd Year
Excerpt from Sleeping Beauty
Choreography by Music composed by Pyotr Ilyich Tchaikovsky, performed live by Guy Attew
Kenneth MacMillan, arranged by Jann Esterhuizen and Amy Hollins
2年生：Yui Higashiyamaさん、Rino Aikoさん、Aki Takemaruさん、Sana Omoriさん, Momoha Taharaさんご出演
Act II Prince Solo 2nd Year
Excerpt from Sleeping Beauty
Choreography by Sir Peter Wright, arranged by Shaun McLaughlin Music composed by Pyotr Ilyich Tchaikovsky
2年生：Momota Sasajimaさん、Shin Kurokawaさんご出演
Insinuare – 3rd Year
Excerpt from Insinuare
Choreography by Leanne King
Music composed and performed live by Philip Feeney, Tabor Music Director
Waltz of the Flowers 1st Year
From The Nutcracker
Choreography by George Balanchine, arranged by Yolandi Moreira Music composed by Pyotr Ilyich Tchaikovsky
1年生：Aoi Nakamuraさんご出演
Nutcracker Prince 3rd Year
Excerpt from The Nutcracker
Choreography by Marius Petipa, arranged by Shaun McLaughlin Music composed by Pyotr Ilyich Tchaikovsky
Mirlitons – 3rd Year
Excerpt from The Nutcracker
Choreography by George Balanchine, arranged by Amy Hollins Music composed by Pyotr Ilyich Tchaikovsky, performed live by Guy Attew
3年生：Kaede Kondoさんご出演
One of a Kind – 3rd Year
Original choreography by Jiri Kylian (1998)
Excerpt adaptation and staging by Ben Warbis
Music composed by Brett Dean and Pieter Wispelwey
3年生：Anju Irisawaさんご出演
Act III Wedding Pas de Deux – 2nd Year
Excerpt from Don Quixote
Choreography by Marius Petipa, arranged by Jann Esterhuizen and Shaun McLaughlin
Music composed by Ludwig Minkus
2年生：Rino Aikoさん, Yui Higashiyamaさん, Aki Takemaruさん, Sana Omoriさん、Momota Sasajimaさん, Shin Kurokawaさんご出演
Yondering, “That’s What’s the Matter” – 1st Year
Choreography by John Neumeier, arranged by Christopher Hinton-Lewis
Music originally composed by Stephen Foster
Snowflakes – 3rd Year
Excerpt from The Nutcracker
Choreography by Adela Ramirez
Music composed by Pyotr Ilyich Tchaikovsky, with live accompaniment by Guy Attew
3年生：Kaede Kondoさん、Tamaki Nakagawaさん、Riko Sakaiさん、Anju Irisawaさんご出演
Chloe Ivey-Ray Costume Production Manager / Designer
Leanne King-In-house Production Manager
Philip Feeney – Tabor Music Director
Lighting – Eli Hunt
1年生2作品、2年生3作品、3年生5作品の、全10作品で、約1時間のショーでした。
クリスマスらしい作品が多く並び、幸せな、クリスマス気分に浸ることができました。
最前列に座らせて頂いたので、サポート生も何人か、私に気が付いてくれて、嬉しかったです。
1年生女子は可憐な、可愛らしい「花のワルツ」、男子は元気一杯の「Yondering」という作品で、引き込まれました。（私の担当生、Aoiちゃんがとっても良い役を頂いていたので、嬉しかった(笑)）
2年生は、エレガントで、動きにメリハリもあって、ジャンプやリフトなどの高い技術も満載でした。
「Sleeping Beauty」も「Don Quixote」も、サポート生が沢山大活躍していて、目が大忙しでした！
3年生は、流れるような美しい動きの「Insinuare」、吸い込まれていくような不思議な音楽が印象的な「One of a Kind」も、Nutcrackerからの「葦笛の踊り」も良かったです。
何といっても良かったのは、最後が「雪の精」の踊りで締めくくられていたところです。
さすが3年生、魅せる動きで、美しく揃っていて、見ごたえありました！チュチュにライトが灯るところも見せ場でしたね。
ショーを踊り切った後の、1年生Aoiさん。順調に1学期を終えました！
ブログ用に写真を提供して下さった2年生Momotaさん。充実ぶりが伺えます。
2年生男子、楽しそうです。Momotaさん、Shinさんの姿も見えます。
2年生Akiさん、Sanaさんが美しい！
3年生、Anjuさんからのお写真提供です。雪の精の衣装、綺麗です！
粉雪の美しい妖精たちです！
3年生の皆さんのライトのついたチュチュ姿。色目が2色あっていい感じ。
こうして学校はタームエンド（学期の終わり）を迎えました。
ガーディアンも、2学期の始まりに皆さんが戻ってくるまで、しばし冬休みです。
サポート生の皆さん、それぞれの故郷で久しぶりの日本を満喫していると思います。
英気を養って、また元気にロンドンに戻って来て下さいね。お土産話、楽しみにしています！
Kazuyoさんありがとうございました！
きっとみんな太陽をしっかり浴びて ビタミンDを補給して年始早々イギリスに戻ることでしょう。
