セントラル校卒業生 石川怜奈さんによる サマースクールレポ 中盤は いよいよサマースクール開始 第1週目です
7月22日(月)〜27日(土)
いよいよCSBサマースクールがスタートしました。
寮を朝8:40頃出発して、駅そばのスーパーに寄って昼食を購入。レジもほとんどセルフレジなので初めの操作を教えたら、さすが機械になれるのはみんな早かったように思います。
最寄りのファーリンドン駅前からバスまたはテムズリンクという電車を使って通学しました。どちらも約20分ほどの所要時間です。バスで行きたかったのですが道路の工事で一方通行になっていたりルート変更がされていたので、ほとんど電車での通学となりました。
電車もバスもほとんど同じ場所で降り、そこから徒歩約5分で学校に着きます。
CSB現校舎はテムズ川、ロンドン橋、タワーブリッジ、ビッグベンなどで有名な観光地サウスバンクというエリアにあるので、まさにロンドンど真ん中。10分ほど歩けばウォータールー駅というロンドンで最も忙しいと言われている駅があり、地下鉄もオーバーグラウンド(日本のJRのような電車)もバスも色々な方面につながっているので本当に便利なところです。
サマースクールのスケジュール
月曜から金曜は10:00〜18:45(日によって10:15や10:30からなど始まる時間は多少変わります)とほぼ丸一日。
土曜は10:00〜12:45と午前中のみで、日曜はお休みです。
月曜から金曜はインターナショナル生は毎日英語クラスがあったので他の生徒さんよりも長いスケジュールでした。
クラスグループ編成は年齢によって決まっていて、参加者の皆さんはRedとBlueに分かれました。
バレエもフルクラス(男女合同)、ポワント(女子)、アレグロ(男子)と分かれており、徹底的にテクニックを鍛えていきます。
日によっては女子もアレグロをやることもあったようです。
またレパートリー、コンテンポラリー、ジャズ、クリエイティブ、ピラティス、ボディーコンディショニングなどさまざまなクラスが満載。
サマースクールの教師はほとんどが通常学校で教えている先生方なので、その学校の指導の仕方などもわかるよい機会です。
生活面のお話しを少々…
朝食と昼食は毎日各自用意することになっていたので、朝の分は前日の夜に、昼の分は学校に行く前にスーパーで調達しました。
また夕食は前半は私たちRAで作り提供しましたが、後半は生徒さんたちによる自炊でした。
スーパーはTeseo, Sainsbury, Waitrose, M&Sと安いスーパーから高級スーパーまでたくさんあります。
今回の参加者のみなさんが気に入っていたのは中間くらいのSainsburyと高級なM&Sでした。
私もこの2つがお気に入りです。
それぞれのスーパーブランドの商品があり、特にM&Sは自社ブランドの種類がとても豊富でお土産にはもってこい!なのです。
土曜日に学校近くのM&Sに寄ってたくさんお買い物をしました。
お土産はもちろん、レンジでチンすれば食べられるパスタやラザニアなどどれも本格的で美味しいので、次の週の自炊のために買いだめをしている生徒さんもいらっしゃいました。
ちなみにRAはこんなものを作って提供させていただきました。サラダは必ず取り入れ、タンパク質と炭水化物など1日踊った体を回復させられるようバランスを考えながら作りました。
やはり異国の地で生活する上で、体調を崩してしまったり、日頃起きないようなことも起きてしまいます。
イギリスでお薬を買えないことはありませんが
未成年は病院や薬局で処方してもらう場合以外、スーパーに売ってあるイブプロフェン(痛み止め)など市販薬はお店によっては年齢制限が厳しく買うことができませんでした。
飲み慣れているお薬を日本から多めに持ってくることは大事かなと思います。
今回何人かの生徒さんをスタッフとRAで付き添い、
海外旅行保険を使って病院を受診したり、薬局(ドラッグストア)で薬剤師に相談してお薬を選んでいただいたりしました。
薬局は滞在先近くにあったので大変助かりました。
今回は病院や薬局で処方してもらったお薬で副反応が出たりなどもなく症状が改善されたので本当によかったです。
病院に行ったからゲットできた楽しいものもありました!
病院は少しロンドン市内から離れたところだったので自然も多く、気分転換にもなったようです。
病院近くにローカルな八百屋さんがあり、夏らしい大きいスイカとすももをお土産に買って帰って、
その夜みんなでワイワイ楽しく美味しくいただきました。とっても暑かったロンドンでしたので冷たい果物は嬉しかったです。
7月28日(日)
この日は郊外学習ということでOxford(オックスフォード)に行ってきました。
天気に恵まれ、しっかり夏日でした。日焼け対策バッチリの女優にもみんな夢中でした(笑)
ブルーバッチのガイドさんにご案内いただき、まず訪れたのは、Blenheim Palace(ブレナム宮殿)。
オックスフォードの中のWoodstock(ウッドストック)にある第二次世界大戦中のイギリス首相ウィンストン・チャーチルが生まれた館。1704年マールバラ公爵がフランス軍に勝利した際にアン女王から戦功として贈られたバロック式の宮殿です。
宮殿内は高級感あふれる物で埋め尽くされており、一つ一つ繊細なデザインに引き込まれ、この時代にこういうものが作られていたことに終始感激でした。
また全ての部屋に使用人を呼ぶベルがあってそれぞれ音が違うようで、当時ベテランの使用人はそれを聞き分けていたそうです。
とにかく広くて豪華な宮殿で別世界にいるようでした。
外に出ると大きな噴水を中心に広い庭園があります。湖が目の前に広がっていて、自然に囲まれ鳥も気持ちよさそうに飛んでおり、ほっと一息つけるような場所でした。
ダックもすぐ近くに寄ってきて可愛かったです。
そしてUniversity of Oxford(オックスフォード大学)へ!
オックスフォード大学は天皇・皇后両陛下ご卒業、またハリーポッターの舞台になったことでも有名ですよね。
広大な敷地に36校のカレッジで成り立ち、世界一の大学ならではの素敵な環境です。
大学と思えないような立派な建物でとにかく学内全てのカレッジを見て回るだけでも丸一日以上かかってしまうような敷地でした。
二人の生徒に一人のチューター(先生)がつき、個人のやりたいことを伸ばす、可能性を広げるという教育方針の環境が整っているのがよくわかります。敷地内には自然が多いので、そこでリラックスしながら勉強したりする生徒さんがほとんどのようで、ストレスフリーな環境が整っています。
ハリーポッターに登場する食堂や医務室など、今回中に入ってみることはできませんでしたが
そこにあると思うと興奮が止まりませんでした。
また“不思議の国のアリス“の作者もオックスフォード大学出身なので、大学の前にはアリスのショップがありお土産もゲットできました。
お昼ご飯は、イギリスの伝統料理サンデーローストを食べました。
日曜日のランチまたはディナーとして食べられている、
ローストされたお肉がメインで、パイのような見た目ですが柔らかいヨークシャプディング、お野菜にグレイビーソースをかけていただきます。
お肉はビーフ、ポーク、チキンから選べました。大きなお肉でしたがほとんどのみなさんが完食されました。
イギリスに来て胃袋が大きくなったから日本に帰ったら何も足りないかもとみんなで大笑いしました。
観光客で大変賑わっていましたが、自然にも癒され良い休日を過ごすことができました。
怜奈さんありがとうございます。
渾身のレポートはあと1話!
コース中のお写真については未成年保護の厳しい英国では掲載をすることができないので
イギリスらしいお写真とエピソード満載でお楽しみください。