バレエの心を伝える、ディビッド・ヤオ先生


ロイヤル・バレエ・スクールから、バーミンガムへ
バレエ・オタク先生の2年目の挑戦が始まっています!

12月の講習会で来日されるディビッド・ヤオ先生。
ザ・ウェルズの講習会では3度目の来日となるほど、私たちが若い学生さんへの指導に全幅の信頼を置いている先生です。

英国マンチェスターの出身で、学生時代の話を伺うと、まさに「リトル・ダンサー:ビリー・エリオット」のモデルのようなディビッド先生は、ロイヤル・バレエ・スクール(ロウアーとアッパー)を卒業され、ロイヤル・バレエ団の前身サドラーズ・ウェルズ・バレエ団へ入団、アシュトン作品を初め、多くの代表作を踊られました。

現役引退後はロイヤル・バレエ・スクールの教師資格、そしてバレエではチェケッティ・スタイルを指導するISTDの教師資格を取得、更にはロンドン大学で心理学の学位を優秀な成績で取得するなど、指導者としてのあらゆる準備をして指導の道をスタートされました。

そして、私たちが「バレエ・オタク」と呼ぶほど、今でも、毎日のように新しいバレエ指導方法、トレーニング方法について研究を重ね、良いものはどんどん周りと共有し、ご自分の指導にも取り入れていらっしゃいます。

数年前にディビッド先生のオープン講習会のレッスンを初めて見学させていただいた時の衝撃は、忘れることは出来ません。

何故なら、一度しか指導できないかもしれないオープン講習会の生徒たちへ、自分の知識や指導の全てを教えようと、全力で向き合っている先生の姿があったからです。
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先生はよくズボンの足元を靴下の中に入れて指導されます。
あまり恰好いいとは言えないのですが、生徒たちに足元のさばき方をしっかり見せるためには、実は最適なスタイルです。

レッスンの初めには、輪になって準備体操をすることもあります。
でも見ていると、ウォームアップだけではなく、その中にはリズム感、上半身の脱力、ボディコーディネーションなど、様々な要素が入っていることが分かります。

レパートリーを教える時には、物語の背景、バレエのスタイル、マイム、プレースメントなど、振付やテクニック以外の舞台芸術としてのバレエを教えてくださいます。

そしてバレエを一生懸命学ぼうとする姿勢の生徒たちに対して、同じ芸術を愛する人間として、感謝と尊敬そして大きな喜びをもって教えていることが、手に取るように分かります。
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これは余談ですが、以前、日本のバレエの先生が質問コーナーで「ロイヤル・バレエ・スクールで教える時に一番気を付けていることは何ですか?」という質問をされた時のお答えは、

お金(名声)のために踊らない、ということを教えることです。」

と仰っていました。(ひとつというのは、とても難しかったと思いますが。)

美しい衣装を着て、舞台で花束をもらい、多くの拍手で絶賛される、バレエの世界は一見、華やかな夢の世界です。

でも生徒たちには、芸術家として、真摯にバレエに向き合う姿勢を若いころから身に付けて欲しいとお話していました。

決して派手ではないディビッド先生のレッスンですが、レッスン中のひとこと、ひとことが、いつでもはっきりと思い出せるのは、知識やテクニックだけでなく、バレエの心を教えているからなのでしょう。

12月の講習会では、バレエ教師就任2年目を迎えたエルムハースト校をご紹介するためにも、皆さんにご指導することをとても楽しみにしていらっしゃいます。
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ジュニアはあと2席で定員となりますが、16才以上のシニアクラスはまだお申込みいただけます。

そして今回特別企画のボーイズクラス!
いま、世界中で活躍するロイヤル・バレエ・スクール出身の男性ダンサーたちの基礎を叩きこんだディビッド・ヤオ先生のボーイズ・テクニック、そしてロイヤルのレパートリー少人数で直接指導していただける、本当に貴重な機会です。

締め切り間近です!
詳細とお申込みはこちらから。