[卒業生公演レポ] 土屋景衣子さん 096k熊本歌劇団「前田慶次 かぶき旅〜肥後虎・加藤清正編」

  

前回に引き続き、スタッフRenaさんによるCSB卒業生の公演のレポート。今回は CSB(セントラル・スクール・オブ・バレエ)2020卒業の土屋景衣子(Keiko Tsuchiya)さん。以前のブログ記事はこちらから バレエ学校を卒業した後に開けている様々な舞台芸術をご紹介しています。留学=バレエ団 だと思いがちですが、実はバレエと英語の基礎がしっかりしているということで、どれだけたくさんの進路の選択肢があるか、ということにもつながっています。


みなさんこんにちは!Renaです。

5月18日(土)熊本城の麓にある城彩苑の熊本城ミュージアムわくわく座にて、096k熊本歌劇団の「前田慶次 かぶき旅〜肥後虎・加藤清正編」が開催されました。

今回はセントラル・スクール・オブ・バレエ(CSB)2020年卒業の土屋景衣子さんが出演されるとのことで、応援に行ってきました!

景衣子さんはCSB卒業後、新潟にあるNoismにてご活躍
そして今年の1月から096k熊本歌劇団に入団され、研修期間を終え先日デビューを果たされました。

わくわく座は、VRやプロジェクションマッピングで熊本城について学び、石垣積み体験や時代劇衣装レンタル、お芝居を観たりと熊本城を更に楽しめるミュージアムです。夜の時間帯に096k熊本歌劇団が定期的に公演をされています。

熊本城に足を運ばれた際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。(わくわく座ウェブサイトはこちらから) 

(写真1:熊本城彩苑)(写真2:熊本城ミュージアムわくわく座)

株式会社コアミックスが熊本を拠点に旗揚げした女性だけの劇団、それが『096k熊本歌劇団』です。ネットでのコンテンツが豊富になった現代では、ライブこそ大きな価値を生み出しています。だからこそ、これまでにない〝漫画を原作にしたライブ〟をつくりたい! そんな想いからこの常設劇団は結成されました。

『北斗の拳』や『シティーハンター』などのレジェンド作品に加え、『アンサングシンデレラ』や『アルテ』、『終末のワルキューレ』などのメディアミックスやそれが期待されるヒット漫画作品を旺盛に生み出すコアミックスが、それらを演劇ライブにしていきます。
現在は、『前田慶次 かぶき旅』を原作とした舞台を上演しています。

劇団名は熊本の市外局番「096」に歌劇団の「k」で〝オクロック〟と呼びます。そう、〝時〟の意味です。自分の可能性を信じて第一歩を踏み出した若者たちが、この劇団で夢の時を刻んでくれるよう名付けられました。

現在、全国オーディションを勝ち抜いた劇団員が熊本県阿蘇郡高森町に集結し、熊本市内で2021年7月からスタートした舞台の定期公演を行いつつ、本格レッスンやPR活動、地域貢献に励んでいます。「漫画を原作にしたライブ」ならではの本格アクションや殺陣、歌やダンスや演舞を披露する女性パフォーマンス集団として、熊本に愛され、全国や世界を笑顔にしていく歌劇団を目指します。

096k熊本歌劇団のウェブサイトより

わくわく座に入り受付を終えて2階に行くと景衣子さんが数名の劇団の方たちと共にお出迎えくださいました。

その日はラッキーなことに、開演前トークは景衣子さんの自己紹介の回でした!

自己紹介と共に、クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを融合させ彼女のその時の気持ちを表現した踊りを披露してくださいました。

一瞬にして客席の雰囲気をガラっと変え、会場にいる全員を完全に虜にしていました。

CSB在籍中、景衣子さんの踊りが本当に大好きで一緒にクラスを受けながらもずっと見惚れていたのを思い出しました。

数年後こうして彼女の踊りをまさか自分の地元で観ることができるなんて想像もしていなかったので本当に嬉しかったです。

096kのグッズのおすすめ商品の紹介があり販売に来てくださったので、ドーナツ棒の096kパッケージ版を景衣子さんからゲットさせていただきました。

ドーナツ棒は熊本のお菓子で、オリジナルの黒糖をはじめ、阿蘇ジャージー牛乳、いちごなどなど最近はたくさんのフレーバーが出ています。

熊本に来られた方はぜひ食べてみてくださいね!

(写真3・4:096kパッケージドーナツ棒)

今回の公演は「前田慶次 かぶき旅〜肥後虎・加藤清正編」でした。

あらすじをご紹介。

原作となる漫画『前田慶次 かぶき旅』は、月刊コミックゼノンで連載中の大人気戦国漫画。戦国稀代のかぶき者前田慶次が、関ヶ原の戦い後に諸国を旅し、全国の有名武将を訪ね歩く物語です。京都から肥後に向かった慶次が、熊本城を築城し国づくりに奮闘している加藤清正に出会うところから始まり、数々の困難を豪快に跳ね返していく一大群像絵巻。

096kグッズ記載より引用

前田慶次のお付き役が語り手として物語が進んでいきました。

主要人物らが歌い踊りながら紹介され序盤から大盛り上がり。

役者さんたちの客席からの登場、スクリーンに映し出されるプロジェクションと小道具で作り上げられる舞台セット、時代を感じさせつつも現代風な豪華な衣装、舞台と客席の距離感を感じさせずに自分も作品の中にいるような感覚になり、すっかり物語に引き込まれていました。

バレエの公演とはまた全然違ったステージングでとても新鮮でした。

戦国ドラマ漫画を元にした演劇ミュージカル。

歌、演技、踊りを楽しみながらも歴史の勉強になり、とても興味深く素敵な舞台でした。                              

(写真5:舞台エンディング 景衣子さん前列左から2番目)       

景衣子さんは熊本城を築城する加藤清正のもとで元気よく働きユーモア溢れる職人さん(人足と南蛮人)の役を演じられました。自然と笑顔を誘う演技、ダンサーならではの美しい立ち姿と華がある景衣子さんはどこにいても目を惹きつける生粋の舞台人。これからもたくさんの方々を虜にしていくこと間違いなしです。自分に挑戦し続け更なる可能性を広げ続ける彼女の姿は美しく輝いていて本当にかっこよかったです。同期の活躍は心の底から嬉しく刺激になりますし元気をもらえます。私もまだまだ頑張らねばと奮い立たされました。新たな世界を魅せてくださり、本当に素敵な時間をありがとうございました。                          

(写真6・7:終演後、景衣子さんと)       

(追記)今回はデビューして間もなかったので景衣子さんのブロマイドはありませんでしたが…(泣)

次は必ずサイン入りブロマイドをゲットして景衣子さんのファン第一号としてしっかり推し活をしていきたいと思います!!

Rena


Renaさんありがとうございました。
おっしゃる通り、景衣子さんの踊りって目を引きますよね。どんな舞台なのか、いつかWellsスタッフも拝見したい!!

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