2019年3月8日(金)イギリス北部の都市マンチェスターで、
英国放送BBC ヤング・ダンサー・アワードのカテゴリー・ファイナルが開催されました。
南アジア民族舞踊、バレエ、コンテンポラリー、ストリート・ダンスといった、4つのカテゴリーから、それぞれ第1位を選出し、
グランド・ファイナルで更に一人にヤング・ダンサー・アワードが贈られます。
2015年から2年に1度開催され、今回が3回目となりますが、第1回では、セントラル校の当時3年生、石橋沙也果さん(現バレエ・マニラ)が、このカテゴリー・ファイナルに選抜されました。
さて、今年のカテゴリー・ファイナルでは、
セントラル・スクール・オブ・バレエの2年生に在籍する、
土屋景衣子さん(17才・全てのファイナリスト中、最年少!)が出場するということで、鋭意、応援に駆け付けました。
景衣子さんは、2016年にエルムハースト校へのサマースクール参加の頃からのお付き合い。もちろんウェルズサポート生のひとりです。
このカテゴリー・ファイナル、昨年10月から2回の予選を勝ち抜いて、
たった5名だけが手にすることのできる快挙です。
演目は、
ソロ1:「眠れる森の美女」第3幕からオーロラ姫のバリエーション(プティパ振付)
パ・ド・ドゥ:「ライモンダ」(プティパ振付)
ソロ2:「Traces」(キャシー・マーストン振付)
パ・ド・ドゥのパートナーには、同じくセントラル校2年生の
アンドリュー・グリックさんが出場してくださいました。
日本からはお母さまも駆けつけて、
手作りのチュチュとティアラで景衣子さんを支えます(感動!)
このカテゴリー・ファイナリストに選ばれると
BBCからメント―と呼ばれる指導者がついて
ファイナルに向けて、更に細かく指導します。
景衣子さんのメントーは、
元スコティッシュ・バレエ団プリンシパルのBethany Kingsley-Garnerでした。終演後、景衣子さんのもとにいらして
「彼女は特別なものを持っているダンサー。教えていて本当に感動した。
特にアッパーボディのエレガンスさは、素晴らしく、将来が楽しみです。」
と仰っていました。
その通り、たおやかで優美なアームスの使い方は群を抜いていて、
セントラル校レズメ先生の指導の素晴らしさ(厳しさ!)が伺われます。
これからのご成長が益々楽しみですね!
来年はバレエ・セントラルで拝見できると思うと、
今からワクワクします!
カテゴリー・ファイナルの様子や
学校でのインタビュー
メント―の指導の様子などは、
5月3日にBBCで全国放送されます!
(結果はそれまで、秘密!です。お楽しみに!)