イギリスのバレエ学校では、昨年9月に入学し、秋タームを無事に終了した1年生が、
冬休みを日本で過ごした後、
元気に2学期をスタートさせています。
今回は、セントラル・スクール・オブ・バレエの竹丸明希さんからレポートが届きました。
<初めての留学生活>
私にとっては、今回の留学が初めての海外でもありました。
そのため、出発前は、憧れの留学がやっと叶う嬉しさ反面、
初めての海外での一人暮らしに緊張していました。
でも、実際にロンドンに来てみると、
街並みはすごく綺麗で、
周りの人はみんな親切で、
思ったよりすぐに溶け込むことができました。
太陽の光は少ないですが、気候も日本とあまり変わらなくて暮らしやすいです。
一人暮らしは、掃除や自炊は大変ですが、少しずつ慣れてきました。
料理、、、今はサラダチキンや茹で卵、パスタなどしか作れていないので、
この3年間で他のレパートリーを増やしていきたいです!
<セントラルでの生活>
・セントラルでのクラス
セントラルでの生活は、月曜日から土曜日までの週6日、朝から夕方まで(土曜日はお昼まで)あります。
クラスは、Ballet、Contemporary、Spanish、Coaching、Pas de Deux、Choreography、Singing、Improvisation、Pilatesなどがあり、
幅広い分野を学ぶことができて毎日がとても楽しいです。
(Coachingはポアントのクラスやショーに向けて作品を先生に見てもらう時間、そしてChoreographyは振付についてを学んでいます。)
私がセントラルに来て学ぶことができて良かったと思ったクラスは、Spanishです。
スパニッシュは日本で学ぶ機会も無かったので、すごく良い経験になっています。
今までやってこなかったスタイルなので、手の使い方やヒールを履いての踊り方が難しいけど、楽しいです。
私が1番苦戦しているクラスは、Choreographyのクラスです。
コレオでは、クラスメイトはみんな自信を持って楽しそうに踊っているけど、
私は中々自信を持って自分の踊りをすることができなくて、苦戦しています。
春タームはもっと楽しんで、自信を持って踊れるようになりたいです。
また、追加で予約をすると1:1でピラティスを受けたりすることも可能です。
私はハーフタームの後ごろからピラティスルームに通い始めました。
先生が私の伸ばしたいところを聞いて、
親身になって教えてくださるので、
とても心強いです。
<Winter Showcase(冬の舞台発表)>
12月にはWinter Showcaseがありました。
私たち1年生はバヤデールの3幕の部分から2曲を踊りました。
ソリストに選んで頂けて嬉しかったです。
緊張もしたけど、本番は楽しんで踊ることができました。
The Wellsの現地ガーディアンさんが見に来てくださり、嬉しかったです!
また、2年生、3年生の作品を観ることもできて、
とても勉強になったし、
早くも来年、再来年のWinter Showcaseが楽しみになりました。
<言葉の壁>
クラスメイトは、初めは言葉の壁もあり、
中々上手く打ち解けることができませんでした。
でも、みんな優しくて、私の下手な英語でも理解しようとしてくれていて、本当に助けられています。
私も早く英語を習得して、みんなともっと色んなお話をしたり、
休日にお出かけに行ったりしたいので、
英語も頑張ります!
春タームは、いよいよ初めてのAssessment(試験)があります。
緊張しているけど、今から3月に向けて少しずつ、
自分と向き合って頑張っていきたいです。
何事も挑戦することを恐れず、今タームも頑張ります!
頼もしい言葉で締めくくってくれた竹丸さん。
春の試験が楽しみですね!
各学校、学期(ターム)の始まりには、担任の先生との面談があり、
その学期の目標を話し合う機会があります。
毎日の努力の積み重ねによってのみ、
その目標を達成できることを
留学生の皆さんは身をもって証明してくれます。
頑張れ、みんな!