今年の学校公演で、レ・シルフィードの3人のシルフィの中心を、ふんわり軽やかに、
そして確実なテクニックで踊ってくださった珠希さんから、
素敵なレポートが届きました。
こんにちは、ENBS2年生の山田珠希です。
春のターム(1〜3月)と夏のターム(4〜7月)について、ご紹介させていただきます。
今年は、去年に比べたくさんのパフォーマンスの機会をいただくことができ、とても嬉しかったです!
Hospital performance
学校から歩いて5分ほどのところの、
Chelsea and Westminster Hospitalで踊るプロジェクトに、参加することができました。
学校のパドドゥクラスで習った
白鳥の湖のマイムのシーンと、パドドゥの最初の方を、病室で踊りました。
患者さんたちの目の前で踊るので、より丁寧に踊ろうと考えることができ、
さらに観客の方々の反応もとても温かく、とてもすてきな経験でした。
踊りに関しては、病室によって踊るスペースの広さが違ったり、
床が濡れていたりと、臨機応変に対応しベストをお届けすることも勉強しました。
Three Houses
4月1日に、ENBSとRoyal College of Musicのコラボ企画である、
Three Housesの公演に出演しました。
振り付けから自分たちで行い、ENBSのトレイニープログラム生と共演しました。
RCMの学生である作曲家の方の音楽で踊ったのですが、
モダンな音楽に合わせて踊ることは新しい挑戦でした。
School audition performance
来年度に向けた学校のオーディション日に行われた在校生によるパフォーマンスで、
短いパドドゥのシークエンス(アセスメントで踊ったものでした)を踊る機会をいただきました。
The Wellsさんのサポート生や、レゲットさんもいらっしゃり、
パフォーマンス後にはお話することもできました!
Wallace collection
美術館にある作品からインスピレーションを受けて振付をし、
美術館で実際に踊ることができました!
5人グループで振付をするのは、それぞれのタイミング、場所どりなど大変でしたが、
素敵な空間で踊ることができとても幸せでした。
Summer performance
7月8日、9日に行われたサマーショーケースでは、ラ・シルフィードのリードシルフ、
そしてコンテンポラリーの作品を踊りました。
シルフィードのリハーサルでは、学校の創立者であるPeter Schaufussからの指導を受け、
素敵な衣装も着ることができました!
細かいステップやつま先の使い方、それに加えてブルノンヴィルスタイルの腕の動かし方や、
大きく、同時に繊細な首の角度、上体の使い方など、新しいことをたくさん習うことができました。
コンテンポラリーは、マシュー・ボーンの作品でも活躍するダンサーによる振付で、
一緒に踊る人と動きを合わせたグループワークは、踊るのがとても楽しかったです。
大きなリフトやデュエットなど、クラスメイトたちがリハーサルしているのをみるのも、勉強になりました。
学校外では、友達とたくさん遊んで楽しみました!
ケンブリッジやヘイスティングスへ日帰りで旅行に行ったり、
天気の良い日は公園でピクニックをしたり、学校主催のプロムなど、良い思い出がたくさんできました。
来年度は3年生になり、オーディションなども始まります。
プロフェッショナルに行動すること、夢を叶えるために、頑張りたいと思います。
The Wellsさんには入学前からサポートをしていただき、
学校との事務連絡や日常生活のサポートなど、とても心強いです。
ガーディアンさんは私の両親の代わりに、パフォーマンスや行事には必ず来てくださいます!
ほんとうにいつも、ありがとうございます。
9月からはいよいよ最終学年。
学校の期待も大きい珠希さんの活躍を応援できることが、
とても楽しみなウェルズです。