イギリスにバレエ留学することの特徴は?
弊社の推薦するバレエ学校は、英国バレエのスタイルを伝えることを重んじ、また同時に多様化する現代のバレエ団に対応できる能力を備えたダンサーを育成するための教育内容を構成し、そのための優れた教師陣を揃えています。また実技だけではなく、英語という世界共通言語を鍛え、舞踊の歴史や伝統を学ぶだけでなく、現代の舞踊に対して多角的に考察し、振付や論文などを通して自ら考える力を育てる教育を施すという、アカデミックな要素に関しても、イギリスならではの厳しさをもって対応しています。そのため卒業生は最終学歴として世界通用する、イギリスの学士号やディプロマを取得します。
普通の学校に留学することとの違いは?
バレエ学校は職業訓練校です。プロのダンサーになるために、全ての時間を捧げ、日々の厳しい訓練を続けていかなくてはなりません。それだけの覚悟を持って留学しなければ、途中で挫折することになるでしょう。
留学することの意味、卒業後の進路は?
日本の歌舞伎を外国で勉強しないのを同様に、本気でバレエを勉強するのであれば、それが生まれた世界に身を置くことに勝ものはありません。マイムや衣装がどのように作り出されたのか、音楽が作られた背景は、 実際に現地で時間をかけて勉強するからこそ、体得できることでしょう。たとえバレエ留学を終えて、日本に帰ってきたとしても、留学で得た知識や技術は、これからの日本のバレエの将来にとって、かけがえのない宝となります。
進路に関しては、各学校情報をご覧ください。
近年、バレエ学校から卒業生がバレエ団の正団員として入団できることは、英国に限らず極めて困難な状況が続いています。先ずは研修生やバレエ団のジュニアカンパニー(スタジオカンパニーや「2」と言われるカンパニー)に入団して、トレーニングを続けながらチャンスを待つという状況です。これは学校の教育内容が落ちたわけではなく、ただ単にバレエ団の数が減少していること、退団する数が減少していることが主な理由です。
高校卒業後では遅いですか?
一般的にイギリスのバレエ学校(シニアスクール)では16歳~19歳という年齢制限を設けています。日本人の男性の場合、筋力の成長度がヨーロッパ人と異なる場合が多いため、稀に20歳を過ぎていても最終学年に受け入れる場合があります。
サマースクールはどんな意味がありますか?
日本で中学、高校、大学を受験する前には、誰でも必ず何度か学校に足を運んだり、学校説明会に参加して、自分の志望校を決めるでしょう。バレエ学校のサマースクールなどの短期コースは、学校の内容だけでなく、その国や街の様子、食生活を経験することによって、自分がそこで勉強することができるかどうかを試すのに、最適なチャンスです。