マシュー・ボーンの「眠れる森の美女」(ニュー・アドベンチャーズ:2016年9月23日シアター・オーブ渋谷)

英国コンテンポラリー・ダンスを牽引するニュー・アドベンチャーズ
~チャイコフスキー三大バレエ音楽の集大成はゴス!~

久々の舞台レポは大好きなマシュー・ボーン版「眠れる森の美女」です。

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男性だけの白鳥たちによる「白鳥の湖」の大ブレイク以来、いつも驚きの舞台、ストーリーとダンスで私たちを楽しませてくれる、サー・マシュー(イギリスでは受勲されて“サー”の称号です!)。

今回もサブタイトルに“A Gothic Romance”(ゴシック・ロマンス)と付いているように、通り一遍のおとぎ話ではありません。

2012年の初演時にもご本人が語っていますが、彼は1697年のペローの原作から、1812年のグリム兄弟による「いばら姫」そして1959年の有名なウォルト・ディズニーまで、幾つもの「眠れる森の美女」を読むことから物語作りを始めたそうです。

おとぎ話なので、「Once upon a time…(昔々、あるところに….)」から始まるのは不変として、そこには「絵に描いたような幸せなロイヤル・ファミリー」ではなく、「跡継ぎとしての子宝に恵まれない王と王妃」がいます。

(ああ、かわいそうに。もしかしたら、ふたりはいつもその件で口論していたのかもしれない…。王妃は宮廷でも針のむしろだったかもしれない。)

サー・マシューはきっと、「What if…,What if…(もしこうだったら、もしああだったら)と空想を重ねて物語を広げていったに違いありません。

「自分たちの王位を継承させる子宝に恵まれなかったら、彼らはどうする?」

そこで、例のヴィラン、カラボスの登場や彼女の呪いに更に説得力のある意味が付加されます。

そして現代に生きる私たちの多くが持つ「100年眠った後で、一目見ただけの王子様と、どうやって結婚できるんだろう」という疑問や不満にも、この舞台はしっかり答えてくれます。

(そうよ!そんなに上手くいくわけがない!)

そして何よりライラック伯爵や妖精たち、そしてカラボス(の息子!)たちの正体にも驚かされます。

「なるほど、そう来たか!!」

サー・マシューの作品には、いつもいつも新しい発見や発想の転換、物の表裏を教えてもらって楽しくて仕方ない。

振付はコンテンポラリーのカンパニーらしく、ダンサーたちにテーマを与え、それぞれがクリエイトしたピースをディレクターがまとめます。

ウェルズ個人的な好みとしては、妖精たちとそのソロ、そして眠っているオーロラ、レオ(原作の王子)、ライラック伯爵の3人が踊るアダージョ。素敵でした♡

160925_sleeping-beauty_3キャストは当日の発表

そして、この作品の舞台・衣装デザインは「白鳥の湖」「シザーハンド」「蠅の王」他、多くのニュー・アドベンチャーズ作品を手掛けるレズ・ブラザーストン(Lez Brotherston)。プティパの同名バレエ作品もクラシックバレエの中では、デザインの豪華さでダントツですが、こちらもあっと驚く仕掛け満載のデザインで、出来ればロビーに衣装を展示していただきたかった!

160925_sleeping-beauty_52012年初演時のプログラム

160925_sleeping-beauty_4ブラザーストンのオリジナルデザイン

おとぎ話を現代社会に置き換える説得力のある物語、そしてコンテンポラリー・ダンスならではの自由な発想、歌のないミュージカル、ダンス・ミュージカルと呼ばれる所以でしょう。地元ロンドンでも、老若男女、とてつもなく幅広い観客層を誇るニュー・アドベンチャーズ。

今回の来日公演も、いよいよ今日が最終日です。
次回の来日が今から待たれますね!

そして、最後までお付き合いいただいた方へ特別に。

ニュー・アドベンチャーズにはたくさんのセントラル・スクール・オブ・バレエの卒業生が在籍しています。
今回の公演でライラック伯爵を踊ったニュー・アドベンチャーズの振付アシスタント兼プリンシパルのクリストファー・マーニー氏もそのひとり、そして、現バレエ・セントラルの芸術監督です。こちらは先日、就任初年となる今シーズンへの豊富をお聞きした時のワンショットです。

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\ポール・ルイス先生スタジオワークショップ @k_graceballet ✨/

Welcome BACK to Japan, Mr.Lewis!!
到着の翌日は朝から早速千葉にあるK-GRACE BALLETさんのスタジオワークショップへ!

午前中は中学生以上の方、午後は小学生の生徒さんたちのクラスでした🩰

K-GRACE BALLET代表の宮井和子先生は、ルイス先生がセントラル・スクール・オブ・バレエ(CSB)で教えていらした頃の同僚でもいらっしゃる エリア・ルヤンド先生の愛弟子に当たる方です🤍

また、本日のピアニストは星美和さん🎹
美和さんとWellsも以前お仕事をご一緒させていただいたこともあり、こうやってこの世界もまたSmall Worldで様々なご縁がつながっていることをつくづく感じます🫶🏻

「先生(ルイス先生ご自身のこと)のつまらないExerciseの途中でも劇場のお客様とつながることを意識して顔や目線の練習をしなさい」

ルイス先生の軽妙な語り口の中の真実にハッとさせられることも度々です🔥

こちらのスタジオにはこれまで様々な先生方と一緒に折に触れてお伺いしていますが、いつも生徒さんたちは皆さんamazingです!

@k_graceballet のみなさんありがとうございました🙇‍♀️✨

明日(4/1)から3日間は、ノアスタジオ都立大学にてマスタークラスです❤️‍🔥参加者のみなさんにお会いできるのを楽しみにしております🥰


今日も投稿をみてくださりありがとうございます❣️
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[ブログ更新]
現役バレエ学生からの公演レポートが届きました🫶🏻

今回は2月16日にロイヤルオペラハウスのリンブリーシアターで上演されたアコスタ・ダンツァの”フォークロア”を観に行かれた、セントラル・スクール・オブ・バレエ(CSB)3年生のTamakiさんより🩵

留学され3年目になるTamakiさん。ご自身の世界も広がり、物事を深く洞察する学びを続けられていることが文章から伝わってきます。
舞台の様子が目の前に浮かびワクワクする、素敵なレポートありがとうございました🥺✨
ブログ内には今回の作品のトレイラー動画も載せております!

https://thewells.co.jp/blog/32306
ストーリーズハイライト「ブログ」に貼っております🔗
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[Acosta Danzaについて]
アコスタ・ダンツァ(Acosta Danza)はバレエ界のレジェンド、カルロス・アコスタ氏が立ち上げたダンスカンパニー。今尚も唯一無二のキューバ文化を取り入れたスタイルに世界中が注目しています❤️‍🔥

最近AATH(Acosta Advanced Training Hub)のご紹介もさせていただいておりますが、カルロス・アコスタ氏が設立している事業のいくつものうちのひとつ。この学校もAcosta Danzaが基本となり構成されているプログラムです💃
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