プロダンサー(バーミンガム・ロイヤル・バレエ団:BRB)からの直接指導が満載の1週間!
8月7日から始まった1週間のサマースクールが修了しました。
今年も世界中から約100名のダンス学生が集まり、とても賑やかな1週間だったようですね。
最終日のワークシェアリングは、校内の劇場で開催され、様々な演目が披露されました。
芸術監督ロバート・パーカー氏の挨拶に始まり、ピーター・ライト版の「白鳥の湖」から1幕、2幕、3幕からの抜粋では、それぞれのグループを日本でもおなじみのBRBダンサーたちが紹介して、次々と進行していきます。
ワルツやパ・ド・カトル、四羽や二羽など人気のパートから、1幕ジークフリートやベンノのソロまで、バラエティに富んだ演出が楽しめました。
ジークフリートの抒情的なアダージョはカンパニーのソリスト、ブランドン・ローレンスの指導だったそうです。
情熱的なスパニッシュ、ストリートも混ざったユニークなジャズ、しっかりとした作品に仕上がっていたコンテンポラリー・ダンスなども披露され、指導の多様性が楽しめました。
その他、BRBのレパートリーからマクミラン振付の「ソリティア」からのボーイズソロ(アレックス・バードが指導)やディビッド・ビントレー振付「シェイクスピア組曲」からの抜粋、そしてフレデリック・アシュトン振付の「真夏の夜の夢」も、もちろんBRBダンサーからの直接指導でした。
毎年恒例となったロバート・パーカー氏のボーイズ指導では、シェイクスピア組曲「ハムレット」を取り上げ、初演したパーカー氏も満足の仕上がりを披露してもらいました。
広大なバーミンガムの土地に校舎、寮、食堂、医療センター、ジムと全てを備えたエルムハースト校では、夜の時間にもBRBのバレエ・ミストレス(マリアン・テイト女史)からマイムの指導があったり、DVDの鑑賞会があったりと充実。
最後の夜はディスコ・ナイトで大いに盛り上がったようでした!
今年春のエルムハースト日本講習会でサマースクールのスカラーを獲得した関剛多くんも、The Wellsのツアーで参加。イギリス人学生との2人部屋にも果敢に挑戦するなど、本当にたくさんの事を吸収した夏の一週間だったことでしょう。
The Wellsでは、来年もエルムハースト校日本講習会、そしてもれなくロンドン観光も付いてくるサマースクール参加ツアーを実施します。
詳細は秋以降、ウェブサイトで発表しますので、どうぞお楽しみに!