コロナ禍で、バレエ学校に合格しても、ちゃんと学校に行けてるのですか?という質問をよくいただきますが
イギリスの学校は今年の4月からは普通に授業を再開しています。
もちろんこの9月入学の生徒さんたちも、それぞれの学校で「オンサイト」つまり通常の授業を受けています。
少し遅くなりましたが、留学生が実際に初めてイギリスに到着し、生活を始めるまでの様子を現地のガーディアンからのレポートでご紹介します。
今回のレポーターは 現地ガーディアンリーダーの Kazuyoさんです。
Wellsのインスタでもガーディアンだよりが好評です(フォローよろしくお願いします!)
セントラル校・新入生が初渡英なさった日の様子を、英国現地ガーディアンリーダーの目線からご報告致します。
まずは到着日の様子です。
今日はいよいよ生徒さんたちの到着日。到着便の時刻を気にしながら、余裕をもって家を出発。ヒースロー空港にて「The Wells」のカードを持って待つこと30分。。。空港ロビーはコロナの影響もあり、人影まばらでした。
今年のセントラル・スクール・オブ・バレエにご入学の新1年生7人が、無事にご到着されました! 生徒同士もまだ慣れていない感じで、さらにガーディアンリーダーの私とも初顔合わせ、ということで、皆さん緊張した面持ちです
タクシードライバーさんとは空港ロビーにて待ち合わせ。時節柄、公共交通機関は使わず、専用タクシーに乗り、直接、寮へ向かいます。タクシーの中では、自己紹介や、みんながバレエを始めたきっかけや、留学経験などを聞いて、少しずつ打ち解けて行きました。 同じころ、各サポート生ご担当のガーディアンさんたちは、それぞれ準備をして、寮での待ち合わせに向かっています
やっと寮に到着です!!長旅お疲れさまでした!
寮の前で、生徒ひとりひとりを担当のガーディアンさんに紹介しました。メールで既にやり取りをしていたガーディアンさんですが、ようやくご対面です。自己紹介のあと、お部屋に向かいます。各自荷ほどき、寮のお部屋の設備の確認、届いた荷物に不足が無いか、など行っていきます。夕刻便なので、効率よく進めて行かねばなりません。やること満載です。
(ガーディアンリーダー、余裕がなくてガーディアンさんと生徒たちが一同に会したところを撮り損ねました💦)
寮のランドリールームの様子です。この寮では、洗濯するときには専用のプリペイドカードを使うので、ガーディアンさんと一緒に、カードの使い方や、お金のトップアップ(チャージ)の仕方を学びます。
お部屋のキッチンの様子です。英国には電源ソケットの脇にメインスイッチがあり、これをオンにしないと電気が通りません。生徒にとっては初めてのことだらけです!他にも、非常設備や、セントラルヒーティングの設定など、ガーディアンさんと、ひとつずつ確認します。
冷蔵庫・冷凍庫の様子です。大きさを見て、初日の買い物はどうしようか、と考えておきます
最寄りのスーパーにて、ガーディアンさんと、これからの自己隔離期間(10日間)も考慮した上での買い物をしました。各自、ガーディアンさんからのアドバイスを受けて、手短に買い物を済ませます。日本から生徒が持参したクレジットカード、無事に使えて安心です!(注:到着後の検査キット投函や生活に必要な品物を購入する短時間の外出はOKでした)
PCR検査(到着日から2日目と8日目)後に検査キットを投函するための専用ポストの場所は、事前にガーディアンさんが調べてくれています。一緒に歩いて確認しました。最終投函の時刻も大事です。
実はこの日、寮では、カードキーが動作しない、到着しているはずの荷物が見つからない(実は届いていたのですが仕舞い込まれていた!)、お部屋にあるはずの備品がない、などのトラブルが重なりました。
そんなときこそガーディアンの出番。寮のケアテイカーにそれぞれの問題を伝え、当日で解決できないところは、日本のウェルズとも連携を取りながら、翌日以降に、速やかに対応してもらうように手配しました。
初日から色々なことがあって、ガーディアンリーダーも疲れてお腹が減りましたので
担当のサポート生とピザをテイクアウト(英国ではテイクアウェイと言います)して食べました!
(翌日につづく)
今年は初めて英国に行く生徒さんがほとんどだったこともあり
現地での生活が日本とあまりに違うこと
そして何より初めての一人暮らし開始!で戸惑いもあったようです。
いつもはサマースクールに参加していて生活に慣れている生徒がかなりいるのですが
昨年も今年もサマースクールどころではなかったこともありますね。
さて、この翌日に続きます♪