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イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール ウィンターショーケース@新校舎

ENBS恒例のウィンターショーケース
今年は早めの11月28日と29日に
ロンドン東部シティ・アイランドに建てられた
新校舎で行われました。

ロビーにかかる大きなバレリーナの絵

カンパニーは夏の間に既に引越しを済ませていますが、
同じビルを共有することになる学校にとっては
実質これが初めてのお披露目になります。

夜間はライトアップも美しい新校舎ビル

建物は5階建て。
1階にはシアターやカフェが併設されています。
2階、3階は主にカンパニーのスペース
その他、外部の団体が借りることのできるスペースもあります。

最上階、緑の部分が学校。その他、カンパニー、事務所、貸出スペース等、誰もが活用できるアートスペースという感があります。

学校は最上階の5階、美しい3つの大きな専用スタジオを使用しますが、
その他、ジムやライブラリもまだ新しい匂いがします。
吹き抜けから見上げると、かなりの高さになりますが、
若い学生たちが階段を駆け上っていく様子が目に浮かびます。

右の黒い部分が吹き抜けの階段になっています。

さて、ショーケースは
新校長のヴィヴィアナ・デュランテ氏の歓迎の挨拶で始まりました。

2年生の演目はバレエ教師ホワン先生のバレエ作品とゲスト講師の振付コンテンポラリーダンス作品です。
ライラック色のレオタードに
紫のラップスカートが花びらのように揺らいで
美しいバレエ作品でした。

シアターは建物の一階部分。椅子を取り外すと大きなリハーサルスペースになります。

サポート生のアリサさんは
強く引き締まった美しい四肢で、のびのびと優雅に踊りを表現していました。
お母様から、とてもストイックな生活をして
バレエに打ち込んでいる様子を伺いました。
今年はマイ・ファースト・バレエ公演が待っています。
リハーサルはこの建物で行われることになります。
今から舞台がとてもとても楽しみです!

短いながら、見応えのある作品群です

1年生は11月の日本講習会でもレッスンした
ラ・シルフィードから「リール」の踊り。
そしてバレエ作品をひとつ。

「リール」ではスコティッシュ味たっぷりの素速いフットワークを
全員で披露。迫力満点です。
サポート生の倫くんも、とっても楽しそうにセンターで踊っていました。
1年生は2年生より少し薄い紫のレオタード
なるほど、学年ごとに紫の異なるシェードになるのですね。

上演作品の振付家の面々。2年生のバレエ教師ホワン先生はオランダ国立バレエ団にも作品を提供する振付家でもあります。その他、チン・イン・チェン(アクラム・カーン・カンパニー)、アンドリュー・マクニコル(ロイヤルを卒業後、セントラル校にて振付家の修士を取得)、ハナ・キャメロン(トリニティ・ラバンやイングリッシュにてコンテンポラリーダンスを教えるアーティスト)らが作品を提供。

もうひとつの演目は
PDDやソロの入ったバレエ作品
目を奪われたのは、サポート生のしずくさんの
豊かな音楽性と身体能力の高さ、
そして踊りを心から愛している気持ちが
溢れ出る、見ているこちらが幸せな気持ちになる踊りでした。
9月に入学したばかりなのに、
上半身の大きな動きもとても自然体で
パートナーの倫くんとの息もぴったり。
これからの成長が本当に楽しみです。

ショーの前にスタジオで。

3年生のサポート生ゴウタくんは
今回、残念ながら拝見することはできませんでしたが、
アクラム・カーン・カンパニーのレパートリーを
表現する3年生は、既にプロの貫禄。
全身の脱力や低い重心も、
さすがの仕上がりでした。

3年生の一部はバレエ団の「くるみ割り人形」(リバプール公演)に出演するため、
ショーケースには出演できませんでしたが、
ロンドン組は少ない人数を感じさせない存在感で
バレエ、コンテともに客席を沸かせてくれました。

最後は出演者全員によるフィナーレ
デフィレのような美しい構成でした。

ウィンターショーケース!ロゴからはピンク色が消えて、シックな趣に。

クリスマスに予定されていた引越しは
来年3月に延期されてしまいましたが、
3月の入学オーディション最終審査や7月のサマースクールは
この新校舎で行うそうです。

デュランテ新校長。打ち合わせでは新発売の「バレエ大図鑑」日本語版の話題も。バレエを学習する皆さんにぜひ読んでいただきたい一冊です。

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