こんにちは!The Wells 英国現地ガーディアンです。
今回は、私が今年度担当している安藤理紗さんの在籍する
エルムハースト・バレエスクールのイベントに参加した際の報告をします。
エルムハースト校・創立100周年
エルムハースト校は今年、2023年で創立100周年を迎えました!
2月のハーフタームホリデーの前週にあたる1週間に
100周年を記念する沢山のイベントが開催され
学校のムードは大変盛り上がっています。
私は、最後の日にあたる金曜日・フレンズ&ファミリーデーに参加しました。
その週には、様々な年代のalumni(同窓生)を招いたイベントや
新Presidentに就任となった、ウェイン・マグレガーCBE
そしてカルロス・アコスタCBE(Vice President)
と共に過ごすイベントワークショップなどがあったそうです。
The Wellsのサポート生のみなさんも
(2年生3名、1年生1名の合計4名が在籍中)
大勢の来賓の方々を前に、パフォーマンスをする機会がありました。
エルムハースト・フレンズ&ファミリーデー
フレンズ&ファミリーデー当日。
ロンドン郊外から、朝5時過ぎの電車に乗り
片道3時間の旅。。。
(空いていて快適でした)
バーミンガム・ニューストリート駅から
バスに乗り継ぎ、無事に到着!
広大な敷地にゆったりと構える校舎が目の前に現れました。
少し早く到着したので
受付前に集まっていた他の保護者達と会話します。
イギリス人(とイギリスに暮らす人々)は
そもそも気さくな印象がありますが
ここに集まった皆さんも気さくで優しい人ばかり。
中には、今日のイベントを楽しみに
遥かスコットランドから
車を7時間も運転して来たお母さんもいました。
この日、嵐で電車が走っていなかったから
ということでしたが、母の愛を感じます。
(※「記事にしたいから、どうか写真を取らせて!」とお願いして、了承を得ました。)
創立100周年記念Tシャツやカバン、バッジが販売されていました。
また、懐かしいパンフレットや
昔の写真を集めたアルバムなども展示されていました。
これら貴重な資料は
各世代の同窓生からの温かい協力によるものだそうです。
学校創立時は
校舎はサリー州のCamberleyというところにありましたが
2004年に、バーミンガムに移転しました。大移動です。
今回のように
大々的に同窓生が集まるイベントはこれまでなかったそうで
100周年という大きな節目を迎えた学校の意気込みが伝わります。
こちらは、100周年を記念して作られた
「100年の歩みの壁(The centenary wall)」です!
もっとじっくり観たい方は
是非、学校に直接観にいらして下さい!
フレンズ&ファミリーデー・クラス見学
まずは理紗さんの在籍するUpper School 1年生(Y12)のクラスを見学しました。
1時間半ものトレーニングを、しっかり観させて頂きました。
理紗さん、始めは表情が硬かったですが
最後の方のジャンプや短い振り付けの時までには
きちんと表現ができていました。
(後日談:私が前列を陣取っていたので、かなり緊張したそうです((笑)))
日本語が話せる相手は、クラスに1人しか居ないそうですが
そんな中、よく頑張っていました!
ハウスメイト(寮で同室のお友達)を始めとする
クラスメイトの姿も確認し
母親のような気持ちで安心しました。
先生の指導も、一見穏やかそうに見えて熱血なところもあって
そんな様子を垣間見ることができて、本当に良かったです。
もう1つクラスを見学する時間がありましたので
Upper Schoo卒業年(Y14)のクラスを見学しました。
卒業年の皆さんは、オーディションやコンペティションなど
他のスケジュールも満載のようで、クラスの人数は少なかったですが
さすが最終学年。
みなさんキレのある美しい姿で、感心しました。
最終学年になると、好きなレオタードを身に着けることができるようで
それを観るのも楽しかったです。
クラスの先生がこれまた素敵で
気持ちが盛り上がってくるとスペイン語が会話に混じってしまうようで
そこも興味深かったです。
フレンズ&ファミリーデー・ランチブレイク
2つのクラスを見学したら、お昼時になっていました。
ランチはビュッフェ形式で、学校が用意して下さいました。
理紗さんによると、この日のメニューは
シェフがいつもより頑張ってる!ということでしたが
学校で出してもらっている食事はこんな感じなんだろうな
と想像できました。
美味しかったです、ごちそうさまでした!
フレンズ&ファミリーデー・スクールツアー
午後は、保護者がグループに分かれて
学校のツアーに参加させてもらいました。
いつもお世話になっているハウスペアレント(寮母)の
トレーシーさんが
ユーモアたっぷりにガイドツアーをして下さいました。
ほぼ全員が寮生であるエルム校。
その一人ひとりを温かくサポートする寮母さんたち。
トレーシーさんからは、理紗さんを始め
サポート生の寮での様子も聞くことが出来て、嬉しくなりました
ツアーで周ったのは以下の通り。
・ヘルスケアのお部屋(体調がすぐれない場合はここで休めます)
・寮のお部屋(この日に合わせて生徒はお部屋を綺麗にしたそうです)
・ジムルーム(「If it doesn’t challenge you, it doesn’t change you」の格言が)
・音楽室(ピアノ完備、防音設備のついたお部屋がいくつもありました!)
・図書室(先輩方が置いていった?日本語の本を見つけました)
・外の広場(コロナ禍のころ、キャンドルサービスをしたそうです)
・シアター(Lower Schoolの生徒が保護者を観客にレッスンを受けていました)
・アートやサイエンスの授業の様子(理紗さん、アートの授業を受けていました)
学校ツアーの途中にスタジオを通りかかると
レッスン開始を待つサポート生の野村結菜さん、佐藤巴奈さんが、
私を見つけて、中から出てきてくれました!
(和田つばきさんにはお会いできず残念!)
学校ツアー中であったため一瞬挨拶するだけになってしまったけど
充実した様子が伝わってきました。
今回はレッスンタイムテーブルの関係でレッスンを観られなかったけど
別の機会に、担当ガーディアンさんも一緒に
是非踊る姿を観に行きたいと思っています。
100周年を記念する今年、これまで以上に
何事にも「Hungry」な学校でありたい、と仰っていました。
生徒一人ひとりの日頃の生活、トレーニング、就職までを
総合的に支援していく体制をしっかり整えて行きたい
ということです。
私たちのサポート生の皆さんが更に大きく飛躍できるよう
今後も学校の様子に注目していきたいと思います。
ガーディアンリーダーKazuyoさん、ありがとうございました!
生徒と一緒に初めて!を体験してくださるフレッシュな視点は保護者の方にもとても好評です。
次のレポートもお待ちしています。