夜の部は、アッパースクール生を中心とした、
ぐっと大人の雰囲気の作品群でした。
こちらもロウアースクールのマチネ同様、教育内容の多様性が
たっぷり楽しめる2時間。
アシュトンとフラメンコがそれぞれ2作品
その他、バヤデールからの抜粋やラ・ラ・ランドからの陽気なジャズナンバー、
力強く感情豊かなコンテンポラリー・ダンスなど
ビントレー振付賞を獲得した13年生(アッパースクール2年生)の作品「Adversus」も上演。
そして公演最後はディビッド・ビントレー監督のコミック・カットという、あっという間の2時間でした。
特徴的なのは、1作品に出演するダンサーの数が多いので、
殆どの学生が衣装を早替えしながら
たくさん舞台に登場できること。
ウェルズのサポートする笹尾登紀子さんも
アシュトンやフラメンコ、コンテンポラリー・ダンスに出演していたので、
大変だなあ!と思いながらも、楽しむことができました(^^♪
そしてまた、校内の劇場なので、近くでよーくお顔も見えます。
先生からはお客様が近いので出来るだけ、薄化粧にするように言われるそうですが、
とても美しかったです❤(客席からも表情がよく見えて◎)
昨年9月に学校名を「エルムハースト・バレエ・スクール」に改めたばかり。
「勢いのある学校」というのは、こんなに速い速度で変化していくんだな、としみじみ思いながら帰ってきました。
バーミンガムを出たのが9時半過ぎだったので、ロンドンには深夜に戻ることになりましたが、登紀子さんのお母さまにいただいた美味しいおにぎりを戴きながら、温かく充実した想いに包まれて、楽しかった舞台を反芻しながら帰ってきました。
卒業生の進路はこちら。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団に3名、ウィーン州立バレエ(オーストリア)に1名、その他、東京バレエ団、エストニア・バレエ団への入団が決まっています。
これからもどんどん新しくなっていく期待の大きいエルムハースト・バレエ・スクールへのご入学を希望の方。
コンクールなどに出場しなくても、オーディションを受験して入学許可をいただくことができます。受験ご希望の方は、ぜひウェルズのオーディション・サポートへご相談ください。
(2017年7月12日@エルムハースト・バレエ・スクール)