秋田の「エンジェル・ロイヤル・バレエ・スタジオ(RAD公認)」さまへ、ダイアン先生の出張ワークショップをお届けしてきました!
先生の羽田空港到着の翌日、東京はとても暑い日でしたが、秋田駅に到着した途端、秋の訪れを感じました。
清々しい空気の中、流れる清流や高い雲を眺めながら向かったスタジオは秋田駅からすぐ、とても便利なところにありました。
今回ご招聘いただいた片谷沙和子先生は、秋田で唯一RAD公認のお教室を主宰している、とても素敵な先生。
今年の夏にもロンドンのRADサマーコースに参加されるなど、とても勉強熱心な先生です。
今回は小学4年生から大人の生徒さんのバレエクラス、そして他のスタジオの指導者の方々にもお集まりいただき、講師クラスも開催しました。
日頃、基本に忠実に、しっかりとした基礎をご指導されている先生の情熱を受けて、生徒さんも皆さんとても高い集中力と熱意をもってクラスに参加してくださいました。
講師クラスでは、1時間半のバレエクラスで汗を流していただいた後は、30分ほどのディスカッション・タイム。
今回は特に10才~12才のひとつ目の過渡期にある生徒たちの指導方法に着目してお話がありましたが、ダイアン先生の一語一句を熱心にメモを取り、積極的に質問していただく様子に、秋田の先生方のご指導に対する真摯なお気持ちが伝わって、とても有意義な時間となりました。
ダイアン先生のご指導の中には、ゲスト講師の招聘や講習会への参加に関するアドバイスもありました。
小さいお子さんは一人の先生に習うべきですが、この頃の年齢からはゲスト講師や外部の講習会、サマースクールなどを利用して他の先生の指導を受けることは、とても有意義だということです。生徒さんが受ける注意は同じかもしれませんが、異なる注意表現の仕方、異なる言葉ひとつで、気づきがあるのも、この年齢からだそうです。
その他、ポワントについても、とても興味深いお話があり、皆さんにご満足いただける講習会となりました。
ご参加いただいたベテランの先生からも、「これまでのご自分の教えが正しいことを確認できて、とても嬉しく、また有意義な時間でした。」とのお言葉をいただきました。
世界で活躍するダイアン先生の言葉の重みというものを実感しました。
「バレエには2種類しかありません。良いバレエか悪いバレエかです。」
ダイアン先生が常に仰ることですが、流派は違っても、バレエの真髄はひとつです。
またご招聘いただいた片谷先生からも、早速御礼のご連絡をいただきました。
「ダイアン先生のクラスで教えていらっしゃる姿やクラス中にかけられた全ての言葉が宝物です。生徒たちも同様素晴らしいクラスを受けて、また明日からのレッスンに気合いが入ると思います。」
また次回、成長された生徒さんたちにお会いできることを楽しみにして、東京へ戻ってきました。
東京では今日から3日間、いよいよオーディション・インサイトが始まります!