イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールの
ウィンターショーケースがビデオで公開されました。
*トップ画像はENBSのウェブサイトからお借りしています。
本当ならシティ・アイランドにある新しい校舎の素敵なシアターで、
多くのお客様に囲まれて公演するはずでしたが、
今年はビデオ撮影されたものを
オンラインで配信しています(30日間限定)
もちろん生の舞台に勝るものはありませんが、
お蔭で世界中のたくさんの人々の目に触れることになり、
離れた外国にいる私たちにとっても、
楽しいひとときを過ごすことができました。
バレエ学校らしいアカデミックな演出もありますが、
1年生、2年生、3年生と順に登場してくると、
学校の教育の成果がはっきり見られ、
それもまた、楽しみ方のひとつですね。
ウェルズのサポート生の皆さんも
それぞれに成長した姿を見せてくれています。
マスクをした舞台に、初めは少々驚きましたが、
それもまた、時代を映す鏡として、
後世に残していくべきなのかもしれません。
そうそう、このビデオからは、とても大切なことが分かります。
バレエやダンスの舞台を観る時、
私たちはついついダンサーの顔や上半身にばかり気を取られがちです。
でもマスクをして、表情が分からない時は、
速い動きの中でも明確な視線や目の表情、
そして身体全体から発せられる表現など、
舞台芸術家としての基本が明らかになります。
もしかしたら、この大変な時期も
学生さんにとっては、そういった芸術性というものを
じっくり習得するチャンスなのかもしれません。
イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールの2021年9月入学オーディション(日本)
2021年2月5日ー6日
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