約1か月のロンドン滞在を終え、日本に戻ったMiyuさんからレポートをいただきました。
時差ボケと闘いながら!残り少ない夏休みで、学校の課題にも取り組んでいらっしゃるなか、素敵なレポートを送ってきてくださいましたのでご紹介をします。
ENBSのサマー(コース2の)後半は女性の先生方のレッスンで、最終日の成果発表会の練習をメインに行いました。
私のグループは成果発表会で影の王国をやりました。
グループの中で1番身長が低かった私は先頭でアラベスクをしながら進むことになり、23回アラベスクをしました。
リハーサルから何十回もアラベスクをしたので、以前に比べて少しアラベスクが得意になりました!
先生方の中にはイングリッシュナショナルバレエ団で現役で踊っている方もいて
見本を踊っている姿からもたくさん学ぶことができました。
後半の週は色々な先生の口から「音楽性」という言葉を聞きました。
どのカウントで5番に閉じてどのカウントで足を出すのか。
足の使い方ばかり気にして、音楽の取り方にあまり意識が傾いてなかったので
それを意識するだけでも踊りの見え方が変わったことがとても実感できました。
特に、私たちは影の王国でコールドをやっていたので音楽性の大切さを身に沁みて感じました。
そして2週目は新たに栄養学やバレエ史の授業も加わりました。
栄養学ではダンサーにとってとても大事なセルフケアについて勉強しました。
セルフケアとはそもそも何なのか、
セルフケアについて考えるためのポイントなど
中々学ぶ機会がないことを学ぶことができたのでとても良かったです。
バレエ史の授業では時代ごとの踊りや衣装の特徴、ロマンチックバレエとクラシックバレエの違いを学びました。
自分がバリエーションなどを踊るときに、テクニックを重視してしまいがちですが、
時代ごとの特徴などテクニック以外の面でも理解を深めることで
より踊りのクオリティが高くなりそうだなと感じました。
授業やレッスンを通してたくさんの友達と仲を深められたので、
パフォーマンスが終わってからのお別れは寂しかったです。
踊り終わった後にgood!と声をかけてくれる優しい友達や
毎日美味しい料理を作っていただいたガーディアンさんのサポートのおかげで
とても充実した2週間を過ごすことができました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました!
Miyuさん、お疲れさまでした。
とても濃い夏でしたね。何物にも代えがたい多くの経験ができた16歳の夏。
これを機に将来を見つめて、ご自身の道を選択されることをスタッフ一同願っています。