イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール【学校・留学情報】

1988年にイングリッシュ・ナショナル・バレエ団(ENB)の付属校として設立され、ロイヤル、セントラルと並んで学校評価の大変高いバレエ学校である。学校運営は役員会形式を取るため、校長という呼称ではなく、芸術監督(タマラ・ロホ)、ダンス科部長(サミラ・サイディ)によって教育がなされている。

ENBとの強い結び付により、プロダンサーと様々な機会を共有する利点がある。また2年生で構成される「ENB2」は、子ども向けにアレンジされた古典バレエを上演するツアーカンパニーであり、英国内にて半年間で52公演実施する。短時間版に編集された作品ではあるが、ソロの内容は古典からの抜粋であり、テクニックを楽しむことができる。こうした舞台経験はプロへの準備となるため、現在卒業後100%近くの就職率というのもうなずける。

3年間を修了するとロンドン、トリニティ・カレッジのプロフェッショナルダンス・ディプロマを取得する事が出来るが、これはヨーロッパ内ではイギリスのBA(学士)に相当する学位である。英国内コンクールやローザンヌ国際バレエコンクールにも積極的に参加しており、2010年にはファイナリスト20名のうち、3名がENBSの生徒という好成績も残している。2017年には第2学年の日本人在校生がセミファイナルまで進んだ。

学校ホームページ: http://www.enbschool.org.uk/

出願サポート情報

英国バレエ学校オーディションのお申込み、願書提出のお手伝いを有料にて承っております。

長期留学 : 2018/1/5 申込締切
サマースクール(プログラムAプログラムB) 2018/2/9 申込締切

※以下の情報は随時更新されます。

所在地
ロンドン、トウィッケナム
入学年齢
16才以上
生徒数
約90名
コース期間
3年間
授業内容・科目
クラシック・バレエ、コンテンポラリー・ダンス、ジャズ、スパニッシュ・ダンス、キャラクター、ベネッシュ振付譜、ボディ・コンディショニング、舞踊学、解剖学、振付、音楽他
授業料
£17,000
その他費用
英語授業、学校保険、ユニフォーム、シューズ代ほか諸費用
無し。学校から推奨される留学生用食事付き(または無し)宿泊施設に入居するが、専属ではないので入学決定後、早めの予約が必須。その他、市内の大学生用やホームステイなどを利用する
卒業生の進路
イングリッシュ・ナショナル・バレエ / バーミンガム・ロイヤル・バレエ / スコットランド・バレエ / ロイヤル・バレエ(研修生)/ ノーザン・バレエ / ポーランド国立バレエ / タルサ・バレエ / ベジャール・バレエ / マルセーユ・バレエ / 香港バレエ / マイアミ・シティ・バレエ / フィンランド国立バレエ / Kバレエ 他
卒業後の資格
取得資格:第1・2学年:ディプロマ・プロフェッショナル・ダンス レベル5 (トリニティ・カレッジ) 卒業時取得資格:ディプロマ・プロフェッショナル・ダンス レベル6 (トリニティ・カレッジ)

サマースクール

毎年、春休み、夏休みを利用してショートコースが開催される。コースは1週間、または2週間が選択出来る。

2018年サマースクール

年齢:15〜19才 プログラムA:ウィーク1/ 7月16日(月)〜20日(金)
               ウィーク2/ 7月23日(月)〜27日(金) どちらか1つまたは両方を選択

年齢:11〜14才 プログラムB:ウィーク1/ 7月30日(月)〜8月3日(金)
               ウィーク2/ 8月6日(月)〜10日(金)どちらか1つまたは両方を選択
エントリー情報 申込み方法は学校へ連絡して申込書をメールしてもらい、記入後、指定ポーズ写真とともに郵送する。
現地での宿泊施設などは個人で準備する。

スプリングスクール

サマースクール欄参照 エントリー情報

本校受験オーディション

応募時期 2017年新校長の下、2018年9月入学希望者の出願方法が改訂され、受験生は全員、ビデオ審査に出願し、通過するとロンドンの場合、2月10日または3月16日の第2次審査に参加、それに通過すると最終審査に参加できる。ビデオオーディションの〆切は2018年2月2日。各学年には2~3名の日本人学生が学んでいる。

エントリー情報 対象年齢は9月入学時、16才から19才(例外もあり)

DVD・願書〆切:2018年2月2日(金)必着
審査料:£45

第1次審査(DVD審査):2018年2月2日(金)までにDVD・願書・指定ポーズ写真を学校へ郵送
第2次審査:2018年2月10日(土)または3月16日(金)
最終審査: 2018年3月17日(土)

ロンドンでのオーディションは、1日に3回実施される場合があり、その内の1クラスは男子のみとなります。
日本国籍の入学希望者は、ブリティッシュ・カウンシルの実施するIELTS for UKVIにてB1を取得し、最終審査にてその成績証明書を提出することを求められることがあります。(アカデミックの教師と1対1でのインタビューあり)。

以上の情報は、2017年10月17日現在の情報です。
日本国内オーディション予定されていません。

スタッフからのコメント(※私見を含みます)
セントラル同様、英国でも比較的新しいバレエ学校ではあるが、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団との強い関わりを利点に、プロのダンサーを育てる環境が整っている。

2017年9月新しいダンス科部長にカルロス・ヴァルカーセルが就任。アメリカでの活躍の目立つ同氏だが、東京昭和女子音楽大学にて約3年間指導にあたった経歴もある。また自身の振り付けはは多数の受賞歴があり、今後スクールの新たな展開にも期待が大きい。

卒業生を見るとクラシックに重点を置いている印象もあるが、コンテンポラリー、スパニッシュなどこれからのダンサーが必要とされる要素を全て教育出来るよう、教師陣にも配慮がされており、卒業公演でのコンテンポラリー・ダンスの出来はプロ級。学校はケンジントンにあり、ウェストエンドの芸術施設からは少し距離がある事は否めないが、同じロンドン市内であるので、移動には不自由しない。また、バレエ団の本拠地にもほど近い。

厳しい進級試験を勝ち残った卒業生は例年15名から20名ほど、就職先を見るとENBへは年によって偏りがあり、ひとりも入団出来なかった年もある一方、3名が研修生として入団している年もある。またイギリス国内、ヨーロッパ各地へのバレエ団には確実に就職しており、卒業までにしっかりと実力を付けている事が伺える。学歴としては日本の高卒と同様の認定になるが、入学時に日本人が必要となる学生ビザに必要な英語資格が、CEFRのB1という比較的取得しやすいスコアであり、かつコース修了までの2~3年間のビザが支給される。

在学中のコンクール出場も稀にあるが、第2学年までコンクールの副賞としての他校への転校や入団が許可されていないので、出場学年には注意が必要。
2019年頃にはバレエ団と建物を共有するロンドン東部、グリニッジの新校舎に移転予定。

 

イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール 留学生コメント

この学校を選んだ理由 ・有名なプロダンサーの出身校としてよく雑誌で見たり、世界のバレエ学校の中でも名門校だから。

この学校で良かったこと ・物凄く沢山ありますが、やはりどの学校と比べてもハードな毎日のスケジュールでそれに慣れる体をつくったり、バレエだけではない友情関係や日常生活を鍛えられたこと。この学校で、とても皆と仲良くなれた。

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