クリストファー・マーニー氏はバレエ・セントラルの芸術監督を務めながら、サー・マシュー・ボーンのニュー・アドベンチャーズで振付アシスタント兼プリンシパルでもあります。先日の日本公演も記憶に新しい方もいらっしゃるでしょう。
その、マーニー氏のアイディアで昨年の12月に行われた、セントラル・スクール・オブ・バレエの3年生で構成されるカンパニー、バレエ・セントラルのNutcracker Afternoon Teaという催しのレビューが今月のDance Europe magazineに取り上げられていたようです。
セントラル・スクール・オブ・バレエのフェイスブック記事はこちら。
このリハーサルを、The Wellsのスタッフが見せていただく機会があったのですが、本当に面白い!!
演目の面白さと構成で息をもつかせぬ展開なのです。
広い広い会場で遠くからステージを見るのと、手を伸ばせば届きそうなサイズの場所で見るのとでは、迫力も違いますし、何よりもダンサーの体温が感じられそうなくらいの場所で楽しめるステージの贅沢さは一度知ったらやめられません。
The Wellsが日本の皆様にお届けしたい公演、実はそんな思いもあります。これについては次の機会に♡
きっとこのLondon Cabaret Clubでの公演もそんなファンをさらに増やしたのでしょうか。
何より、この記事の中にはThe Wellsがサポートしている学生さんたちの名前も取り上げられていて嬉しい限りです。
セントラルの3年生は就職活動と並行してこのバレエ・セントラルの公演ツアーをこなします。
もちろん、踊るだけではなくて、ステージのリノリウムを敷くことから始まり、照明や音響、そして受付やチケット販売、もぎりまでみんなで力を合わせて公演を作り上げているのです。
若いって素晴らしいですね。
そして何よりこの経験が、数々のカンパニーから「即戦力」として評価してもらえる面もあり、職業としてのダンサーを選択する際にはとても大事なことになります。
前回、前々回のブログで紹介した、オーランド・バレエ2の石橋沙也果さんも卒業生の一人です。
そしてそんな先輩たちに続く機会を日本の学生さんたちに。
冬こそ学んで、春に芽を出すチャンスはこちらから。
こんなに寒い日はロンドンにいる気分♪ と自分を励ます Hiromi でした。