2023年3月21日、東京・新宿で3年ぶりとなる対面式のトリニティ・ラバン日本オーディション/講習会が開催されました。
イギリスからは、プログラム・リーダーであり、同時にコンテンポラリーダンス教師である、ウィル・アッチソン先生が来日。約2時間半にわたり、日本の学生へ指導したり、またインタビューしたりと一連のオーディションプロセスを行いました。
ラバンでは、これまでの基礎学位コース(英語授業付)、学位コースに加え、今年度から新しく、6カ月の既卒者向けディプロマコースが開設されています。
大学卒が条件ですが、他のコースとの一番の違いは「英語資格の証明」を必要とする学生ビザが必要ないということでしょう。
例えば、3月に大学を卒業したら、9月から翌年の3月初めまで、ラバンでコンテが学べる!という日本の学生さんにとっては大変タイミングの良いコースになっています。
修士に進学する方、フリーランスのダンサーになる予定の方、などなど、ぜひ挑戦してみて欲しいコースです。
もちろんIELTS5.5以上があれば、それに英語コースを付けた1年のディプロマコースもあります。
今年のオーディション/講習会にもたくさんの優秀な生徒さんが集まってくださいました。9月入学予定の方に限らず、将来、コンテで留学を考えている方には、模擬オーディションのような形で受講したり、9月からイギリスのバレエ学校へ入学の決まっている若い生徒さんたちは講習会だけに参加。クリエイティブセッションでは、インプロもあり、入学前の貴重な体験になりました。
2024年9月入学のオーディションも既に企画が始まっており、ダンス学部長のサラ・マシューズ氏も、来年は必ず来日したいと意欲を示しています。7月には人気のサマースクールも開催されるトリニティ・ラバン。
ぜひ多くの日本の若いダンサーさんたちに本場のコンテンポラリーダンス教育に触れて欲しいと思います。