2021年9月5日。
パラリンピックの閉会式の日、長く続いている緊急事態宣言下ではありますが
2021年9月に英国セントラル・スクール・オブ・バレエに入学する日本人生徒さんたちが、羽田を出発しました。
7月20日にイングリッシュ・ナショナル・バレエスクールのサマースクール参加の生徒さんたちを見送ったときには
全くと言っていいほど人気のない出発ロビーでしたが
今回はチェックインカウンターにも列ができていて
秋入学の学生さんたちや見送りのグループも多く見かけました。
そしてパラリンピックのサポーターさんや帰国する選手団もかなりの人数!
そんな中、2月のオーディションで合格し、VISA発行に必要な英語の試験(IELTS)も無事にクリア
Covid-19 のために通常の(おそらく)3倍以上の手続きや書類作成をクリアした皆さんが
無事に英国へ出発しました。
英国に着いてからの隔離期間もあるので、始業より1週間以上早い出発です。
出発前に見送りのご家族と一緒に書類の確認、最後の注意事項の伝達等。
ソーシャルディスタンスを保ちつつの確認。
この時期は長い列でいっぱいになっているはずの出発ゲートもガラガラでした。
フライトは予定よりも45分早くロンドンへ到着。
長旅の疲れも見せず、入国手続きも滞りなく行われ、お迎えのガーディアンにMeetできました。
この後は、手配した大型ハイヤーで寮に向かい
寮でそれぞれの担当ガーディアンがお迎えをしました。
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と・・・このあと、強烈なイギリスの洗礼に見舞われることになるのは また次回。
念には念を入れた準備を重ねていても想定外のことが起きるのは世の常ですが、
いざ何か起きた時に、どうやってサバイバルするのかという能力が鍛えられるのも
留学経験者の強みだなと
ダンスの世界に限らず日本や世界中で活躍している
たくましく雄々しい卒業生たちを見ていつも思います。
可愛い子には旅をさせよ、若いころの苦労は買ってでもしろ、と古来より言いますが
みんな頑張れ!と心から願う気持ちでいっぱい。
明日はまた、エルムハーストの生徒や、イングリッシュ、セントラルの上級生たちも引き続き出発します。