ロイヤル・バレエ団の「くるみ割り人形」を観てきました!
と言っても、映画のお話です。
数年前からロイヤル・バレエ団が力を入れている「ライブシネマ」
日本ではライブ中継では見られないものの、新作やミックスビル(複数の演目を一度に上演する公演)の放映もあり、
なかなか時間を合わせて現地に行かれない私たちに嬉しいプレゼントとなっています。
今日は「2017年12月5日」に録画された舞台を観てきましたが、恒例の上演前や休憩中のトーク、リハーサル風景の紹介と説明など、劇場では見れない特典映像も満載でした。
配役はサラ・ラム(金平糖)とスティーブン・マクレイ(王子)。
フランチェスカ・ヘイワード(クララ)とアレクサンダー・キャンベル(ハンス・ペーター/くるみ割り人形)でした。
4人とも、プリンシパルです!
バラの精にもプリンシパルに昇格したばかりのヤスミン・ナグディが登場して、バレエ団がこのシネマシリーズを重要視していることがよく分かります。
個人的な感想としては「フランチェスカ・ヘイワードが相変わらず素晴らしい!」
ロイヤル・バレエ団のピーター・ライト版「くるみ割り人形」は、イギリス独特の演劇性に優れ、華やかで夢が溢れる魔法の国へクララと一緒に旅をしている気分になれる舞台です。
バレエが好き、将来はバレリーナになりたいと思っていても、なかなか全幕バレエを観る機会がないこともありますよね。
そんな時はぜひ、大画面の映画館で、バレエを堪能してはいかがでしょう!
「くるみ割り人形」の上映は1月19日から(劇場によって上映日が異なるようです)
詳細は東宝シネマさんの公式ホームページから。
*オマケ*
日本にもファンの多いスティーブン・マクレイは、奥様もバレエダンサー。
今日のシネマでは、ハーレクイン(最初の人形)と葦笛で元気に踊っていらっしゃいました。
二人のお子さんのお母さんとは、全く思えないほど、すっかり元通りの素敵なダンサーさんです。
子どもを育てながらダンサーが続けられる。
スティーブンやバレエ団の理解があってこそとは思いますが、なかなか大変なことだと思います。
応援しちゃいます❤