テニスのウィンブルドンで賑わう街へ、イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールのサマー公演に行ってきました。
第1部は全学年による「Two movement in C」で始まりました。それぞれの学年のカラーで踊る華やかな幕開きです。
ウェルズがサポートする1年生の白駒紗楽さん、3年生の磯上実里さんが元気に踊る姿も見えて、わくわくです。
怪我をしたり、病気をしたり。
皆さん山あり谷ありの1年ですが、こうして学年末に元気に踊る姿を見ると、心から嬉しくなります。
続いて校内で行われる振付コンクールでの1位から3位までの作品が披露されました。
3作品とも3年生による創作でしたが、若々しく、ユニークなムーブメントも盛りだくさんで印象的でした。
そのあとプロのコンテンポラリー・ダンス作品が2つ。
2年生には日本から留学している仲秋連太郎くん、野中悠聖くんも力強い踊りをされていました。お二人の成長も楽しみですね!
第2部はマッツ・エックの「Pas de Danse」から始まりました。
彼らしいユーモアがキラリと光る美しい作品。
4人の3年生が表現豊かに踊っていました。
Olga Semenovaによる「タランテラ」は、男女6組による楽しいキャラクターダンス。
白駒紗楽さんも生き生きと身体中で踊りを楽しんでいらっしゃいました!
見ているウェルズも自然にニコニコ。
1年間お疲れ様でした。
9月からも頑張ってね!!
イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールの学校公演。
何年か前に観たときは、コンテンポラリーが多いため、出演も3年生がほとんど、という印象だったのですが、今回はクラシック、ネオクラシック、コンテンポラリー・ダンスととてもバラエティ豊かで、誰もが楽しめるプログラム。
出演も1年生から3年生まで、それぞれの学年の力に合わせた演目を見せていただけて、約2時間の学校公演でしたが、とても内容の濃いものでした。
公演は2日間、3公演が行われるのですが、ウェルズは2日目のマチネ、渡英前からずっとサポートしてきた磯上実里さんが「サタネラ」を踊る回を見てきました。
堂々の最終演目です。
3年間の集大成、そして9月からいよいよプロとして、ルーマニアのシビウで舞台に立つ実里さん。
小柄でいつも可愛らしい印象の実里さんでしたが、すっかり素敵なレディーに成長されて、素晴らしいテクニックは元より、サタネラの少し小悪魔的な魅力も大人っぽく演じていました。
ウェルズの目頭も熱くなりましたー!
今年の卒業生の就職先です。
イングリッシュ・ナショナル・バレエ団へは男性一人が本契約、女性二人がパートタイムの契約で入団しています。
その他ノーザン・バレエ(イギリス)、バイエルン国立バレエ(ドイツ)、ドレスデン・オペラ座・バレエ(ドイツ)チューリッヒ・バレエ(スイス)、チェコ国立バレエ、ブカレスト国立バレエ(ルーマニア)など。