講師紹介:元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
アンドレア・トレディニック来日!
開催まであと2週間となったエルムハースト・バレエ・スクール講習会。
イギリスでは学期末の試験も終えて、先生方は成績表の準備に追われています。
講習会に来日される二人の先生は、優秀生に贈るプレゼントやサマースクール・スカラーシップの賞状の準備をしているそうです!楽しみですね!
今回初めてバレエ講師として来日するアンドレア・トレディニック先生は、2011年まで舞台で活躍した元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のソリストです。同年の日本公演での美しい姿が印象に残っていますね!
バレエ団では白鳥の湖のオデット/オディールをはじめ、眠れる森の美女、コッペリアなど数多くの主役、そしてイギリスのバレエ作品で大切な表現力を求められるキャラクター役をいくつもこなし、絶賛されてきました。
現役を引退したイギリスのダンサーさん達は、ダンスに無関係の自分の趣味を追求する人、新たな事業を始める人、専業主婦(主夫)になる人など、各分野でその多才さを発揮していますが、多くはやはりダンスに関連した仕事に就いています。
その中で学生たちに教える「教師」という仕事は、確かに現役時代の経験も大切な要素ですが、それ以上に、とてつもない忍耐を要する仕事に喜びを見出すこと、よりよく教えるために現役当時と同じ時間と労力を捧げることができる、限られた人材だけが続けて行かれる仕事だと、優秀な先生に出会うたびに思います。
アンドレア先生は、2011年にダンサーを引退した後、RAD(ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス)にて教師プログラムを終えただけでなく、その後スポーツ/エクササイズ心理学の修士号(大学士の上の資格です)を取得して、ダンサーに対するメンタル・パフォーマンスの指導もしています。また、学校の外ではバレエ団のダンス教育部門をリードしたり、中高生向けのダンスプログラム、大人のためのダンスプログラムなど、多くの場面でその指導力を発揮しています。
今回、クリスマス前の本当に忙しい時期でしたが、日本で指導することご快諾いただきました。
是非、皆さんも、アンドレア先生の美しく、丁寧で、そして楽しいクラスを経験してください!
ジュニアのクラスは、ほぼ満席ですが、シニアのクラスはまだ少し余裕があります。
平日と週末のクラスをご用意して、皆さんのご参加をお待ちしています。
テクニックはもちろん表現力にも、きっと新しい気づきが待っています!