芸術漬けになれる毎日!
ロイヤル・コンセルバトワール・オブ・スコットランド舞踊学部を見学してきました。
皆さん、こんにちは!
私たちThe Wellsは英国と日本のバレエやコンテンポラリー・ダンスの架け橋となるお仕事をしていますが、その中のひとつとして、講習会やオーディションを通して英国のダンス学校を日本へご紹介しています。
そして、学校をご紹介する前には、必ずその学校について詳しく調べ、実際に現地で見学させていただき、自分たちの目で見て、耳で聴いてから、ご紹介をしています。
11月のイギリス出張中には、ご縁があってロンドンから北に600キロ離れたスコットランドのグラスゴーにある、ロイヤル・コンセルバトワール・オブ・スコットランド舞踊学部を初めて見学させていただきました。
こちらは元スコットランド・バレエ・スクールが王立芸術大学の舞踊学部として生まれ変わったバレエ学校で、名門スコティッシュ・バレエ団のパートナー校です。卒業時には大学卒業資格を取得することができるそうです。
日帰り日程だったので、早朝にロンドンを出発、約1時間の飛行でグラスゴー空港に到着です。
11月とは言え、北国スコットランドでは空港にも既にクリスマスツリーが飾られ、気温も10度に満たない日が始まっていました。
歴史的建造物や芸術祭で有名なエジンバラに比べ、グラスゴーは今、まさに登り調子にある若く活気に満ちた街という印象です。
校内は舞踊課だけでなく、演劇やミュージカルを勉強する学生たちもいて、数あるリハーサル室は熱気溢れるリハーサルが行われています。総合舞台芸術としてのバレエを学ぶには素晴らしい環境ですね。
バレエ・クラスとコンテンポラリー・ダンス・クラス(カニンガム・テクニック)、そしてソロのコーチングを見学しましたが、どのクラスもロンドンでは考えられないくらい、広いスタジオを少人数で広々と使ってレッスンしている様子は羨ましい限りでした。
3年生になるとスコティッシュ・バレエ団の芸術監督のレッスンが毎週受けられ、全員就職をモットーにプロダンサーになるトレーニングを続けているそうです。
そんなバレエ学校の講習会と入学オーディション、サマースクールのスカラーシップオーディションを日本で受けられるということで、ご紹介させていただきますね。
ウェルズのエルムハースト校講習会の翌日(12月21日)、同じ新宿村スタジオが会場です。
エルムと同時受講で、この冬は英国バレエ漬け!なんていかがでしょう。