皆様、初めましてザ・ウェルズの現地スタッフ、エイミです。
いつもはベルギーでフリーランスのコンテンポラリーダンス/振付家をしていますが、
今夏はパートナーのアンドレと共にセントラル・スクール・オブ・バレエのサマースクールの現地サポートに入りました!
セントラル校のサマースクールは数年前に、少しだけヘルプをしたことがありましたが、
今回は、本当に想い出に残る、素晴らしいサマースクールになったと自負しています。
【いよいよ到着】
7月下旬のロンドンはヨーロッパに比べても大分涼しく、
ユーロスターで着いた時は空気が乾燥していて喉と手がカピカピ!と思いながら、生徒さん達7名を待っていました。
入国に少し時間がかかりましたが、寮に着いた時はみんなとても元気で活発と思い、これから2週間楽しみだなぁと思っていました。
今回は寮に7名個室プラス私とアンドレで泊まりました。
いつもはセントラルの生徒が実際に住んでいる寮です。
キッチン(電気コンロ、シンク、電子レンジと鍋やフライパン、必要なものほとんどありました!)、シャワー、トイレが各部屋に揃っており、コインランドリーやゲーム、テレビが置いてあるコモンルームなどシェアするものも充実していました。
スタッフさんもとても親切な方が多く、分からないことを正直に相談したらアドバイスをくれたり、
近所のお薦めの中華テイクアウトなども教えてくれました!
前半の1週間は私とアンドレが夕飯を作り、
初日の夜から仲良くみんなでコモンルームでいただきました。
ダンサーにとって健康的でかつ元気が出るような献立を、
いつもはヴィーガンのアンドレが考えて準備、
皆さん毎晩全部食べてくれました!
サラダラップや簡単なカレー、生徒達が自分でも作れそうなもので、
シンプルだけどアレンジで美味しく、
プロテインと野菜のバランスが重要なことなど、
一緒に考えたり話したりして過ごしました。
「サラダがあんまり好きじゃなくていつもは全部食べれないけど、今回は美味しくっておかわりお願いします」
と満面の笑顔で来てくれる子もいました!
【学校へ】
肝心のサマースクールは毎日迎えに行くと生徒達の表情が様々で楽しそうでした。
今日はどうだった?何したの?と聞くと、コンテンポラリークラスがとても楽しかったとの声が!
ロンドン・コンテンポラリーダンス・スクール時代に同期だった友人がコンテを教えていたので、
彼にも伝えると、
「日本人の生徒達は本当に頑張っている。初めてなことばかりで大変だろうに、みんな前向きに挑戦してくれているから教えるのも楽しい」と言っていました。はじめから、何でも楽しもうという前向きな生徒さんが多かったと思います。
学校から寮までの帰りのバスの中で、
今日はこんなことがあった、こんなことをクラスでやったなどと
楽しそうに話すみんなは、とても生き生きとしていました。
1週目も半ばになると、みんな疲れが出てくる頃かなと思いましたが、
逆に元気いっぱいで、夕食の後はコモンルームにあった巨大ジェンガを7人で1時間くらい盛り上がっていました!
寮が個室だと自分の時間が取れるので、無理をする子もなく、
今まで会ったことがなかった子達がこんな短時間で仲良くなれるのは嬉しいなと思いました。
学校でのクラスは皆さんバラバラで同じクラスに日本人は2~3人。
情報交換もかねて楽しそうにしていました。
金曜日にはパブでお決まりのフィッシュ・アンド・チップス!
白身魚のサイズが大きくて私もアンドレも苦戦している中、
皆さんはペロリ!楽しみにしていたのか、美味しかったのか…
パブのウェイターさんもびっくりしていました!
さて、次回はちょっと波乱万丈の2週目のレポート。
サマースクールレポート(セントラル・スクール・オブ・バレエ編~その2~)です。
お楽しみに。
*2023年のサマースクール審査は、11月3日~5日の日本講習会にて審査があります*
詳しい内容はザ・ウェルズのウェブサイトからご覧いただけます。