ホランド・パークの野外オペラ劇場は
ロンドン地下鉄セントラル線の
ホランド・パーク駅から
公園の中を15分くらいずんずん歩いて行ったところにあります。
周りにはピクニックできる広い芝生地や
バラやシャクナゲが美しく咲くイングリッシュガーデンに囲まれた野外劇場ですが、
公演の時には大きなテントが張られて、
雨天でも安心して観ることができます。
この日は幸いお天気に恵まれて
2時からのホワイトロッジ、
7時半からのアッパースクールの
両方をじっくり拝見することができました。
いやはや、それにしても
この学校の公演の
完成度の高さにはいつも驚きます。
生徒さんが優秀なこともありますが、
ロウアースクールは11才~15才ですから、
プロのようなことはできません。
幕開けは「LET’S BEGIN」
7年生のポール・ド・ブラから始まり
学年が上がるにつれて
高度なセンターのテクニッククラスになっていきます。
そうそう、これがイギリスのバレエ学校
(ポール・ド・ブラのクラスは、
ウェルズの年末、英国スタイルバレエ講習会でも
指導されます)
そしてひとつひとつの作品を
丁寧に表現しようとする生徒さんたちの姿勢と
指先、足先まで注意の行き届いたレッスンが見える踊りには
いつも感激してしまいます。
イギリスの学校として、
アイリッシュやスコティッシュなどの
フォークダンスを披露してくれるのも、
ホワイトロッジ生を観る楽しみのひとつです。
ワルツやポルカだってお手の物です。
クラシックレパートリーは
「コッペリア」から
10年生と最終学年の11年生の公演でした。
この頃から目を惹く生徒さんが現れますね。
ただ今年のアッパースクールへの進級、
女子はたったの4名
厳しい、厳しすぎます (´;ω;`)ウゥゥ
ウェルズが拝見した日は、
サポート生石川倫くんは、
Robert Binetがカナダ国立バレエスクールのイベントで
学生用に振り付けた「EARTHBORN」に出演
若さ溢れる作品はこういう時でないとね。
残念ながらこの日はクラシックへの出演はなし。
14日のオペラハウス公演では、
「BOTTEGA」に出演予定なのはさすが。
ディビッド・ビントレーの作品がひとつありました。
「SCOTTISH DANCE FROM FLOWER OF THE FOREST」
BRBが上演してくれる楽しい作品です。
その中に川本果侑さんが登場してびっくり!
果侑さんは一緒にオーランド・バレエ・スクールのサマースクールに行った生徒さん。
あれれ?2年生じゃなかったっけ?
と思ったら、2年生への編入だったので、もう今年はご卒業ですって。。。
続きはアッパスクール公演レポで。
(2019年7月6日@ホランドパーク・オペラ劇場)
※ロイヤル・バレエ・スクールの日本での講習会への出願サポートも準備中。準備ができ次第メール登録の皆様にお届けいたします。近日公開!