トリニティ・ラバン大学
コンテンポラリー・ダンス学部
講習会・入学オーディション/学校説明会

海外コンテンポラリー大学のクラスを一日体験

コンテンポラリー・ダンスでイギリス留学

イギリスのコンテンポラリー・ダンス学校は長年の歴史から、バレエ学校と同様、専門教育機関として確立。
恵まれた施設で、一流の講師陣から受けるクラスは、朝のバレエクラスに始まり、コンテンポラリー・ダンス・テクニック、創作、レパートリー、即興などの実技に加え、舞踊史から芸術論に至るまで、ダンサーとして、また振付家として必要な基礎教育を受けることができます。

中でもトリニティ・ラバン大学は、ロンドン南東部の新規開発地に立ちイギリス随一の素晴らしい施設とコースの豊富さを誇る名門です。
本オーディションでは1年間の基礎コース(16才以上)、3年間の学士コースの受験が可能。(併願可)
同時開催の学校説明会では必要な英語力やコースの内容を説明します。

高校卒業後、バレエからコンテンポラリー・ダンスへ転向していくダンサーにとって、またそれまで多様なダンスを経験してきた学生にとっては、まさに本流の刺激と教育を受けるにうってつけの大学だろう。また、近年増加している日本の大学在籍中の「年間留学」制度を利用すると、休学せずに1年間の留学ができるため、人気のコースでもある。

The Wells 英国バレエ学校ガイドより

ラバンなら、こんな留学スタイルも可能

1年or3年 選べる留学スタイル

ラバンでは、オーディションの際に1年間の基礎コース・3年間の学士コースを選ぶことができます。周囲の環境や夢の実現にむけて、さまざまなキャリアや学歴の方々が自分に合った選択をしています。

先輩たちの実例

  • 高校卒業後、基礎学位コースへ入学 ⇒ 修了後は日本の大学へ
  • 日本の大学を卒業後、基礎学位コースへ入学 ⇒ 修了後はトリニティ・ラバン修士コースへ
  • 日本の大学に入学後、所属学部の海外留学単位取得のため基礎学位コースにオーディションを受けて入学 ⇒ 修了後は大学へ戻る
  • 海外でプロバレエダンサーとしてのキャリアを積んだ後、コンテンポラリーダンスの基礎知識、語学、ヨーロッパでの人脈作りを得るために、基礎学位コース1年生へ入学 ⇒ 修了後は帰国

2023年オーディション風景

バレエ経験なしでも大丈夫? 高校卒業前でも留学できる?

コンテで海外留学。自分でも挑戦できるものかどうかわかりません、という声もよくいただきます。実際にオンラインで質問のあった内容から、イギリスの学校についてお答えします。

ジャズダンスとコンテンポラリーのレッスン経験はありますが、本格的にクラシックバレエを習った経験はありません。コンテの審査だけでイギリスのコンテの学校に留学できますか?

トリニティ・ラバン、LCDSランベール校、NSCD(Northern School for Contemporary Dance)、であれば、バレエの審査はほぼありません。また、あったとしても基礎的な内容で、ポワントシューズも不要です。

イギリスのコンテンポラリーダンス学校では、バレエクラスは毎日あるところから週に2回のところまで様々ですが、基本的に靴下でも受けられる程度の内容です。バレエは身体のコアを確実にし、身体バランスを整え、音楽性を養うために必要な基礎トレーニングのひとつに過ぎません。

かつてNSCDに在籍したアクラム・カーンはその作品(Desh)の中で、学生時代にはバレエのクラスが大嫌いだったと言及しています。バレエについては、今のレッスンの中で行っているような内容で充分だと思います。

私は17歳です。コンテンポラリーダンスのダンサーになりたいです。今留学できるコンテンポラリーの学校はありますか?

どんなコンテンポラリーダンサーになりたいかということで、選ぶ学校は変わってくると思います。17才であれば、まだまだ身体を大きく動かして表現する作品が好きだと思いますので、イギリスの学校はお勧めです。イギリスのコンテンポラリーダンス学校では、専任の講師は担任1名で、他は学期ごとに入れ替わり、メソッドやレクチャーを教えていきます。学校公演では、自作を発表したり、親カンパニーがある学校であれば、そのカンパニーの創立者の作品を踊るチャンスもあるでしょう。

基礎学位コースを提供している大学であれば、17才でも入学可能です。また、ランベール・スクール・フォー・バレエ&コンテンポラリーダンスは、16才から入学が可能です。ただ、学生同士のディスカッションも盛んですので高い英語力は必須です。

 

日程/会場
日程変更のお知らせ


東京 新宿村スタジオ

16:30 ~ 18:45
コンテンポラリー・ダンス・テクニック/クリエイティブ
18:45~19:30
学校説明会(コースの紹介他)+Q&A (通訳あり)+インタビュー(受験生のみ)
対象・内容

コンテンポラリー・ダンスに興味のある16才以上の男女 (ダンス経験1年以上・ジャンルは不問)

カニンガムをベースにした、コンテンポラリー・ダンス・テクニックとクリエイティブクラス + 学校説明会
※当日は日本語通訳あり

料金

講習会のみ:6,600円(税込)

入学オーディション:11,000円(税込)※講習会6600円+審査事務手数料4400円

申込締切

2024年3月14日午後5時

オーディションについて

選べる2コース(併願も可)。コンテンポラリー・ダンスを学びながら英国大卒資格も取得できる!

  1. 留学生用基礎学位コース(1年間)
    BA (Hons) Contemporary Dance with International Foundation Year
    英語とダンスの両方をラバン大学で習得し、翌年9月の学士コース入学のためのIELTSスコア5.5以上を目指すコースです。


  2. 学士コース(3年間)
    BA (Hons) Contemporary Dance
    コンテンポラリーダンスについて、技術・理論・創作・発表等、総合的に学ぶ学士コースです。
    卒業後はトリニティ大学卒業の学士号が授与されます。
お申込み・エントリー時の注意点

イギリス学生ビザ取得に必要なIELTS必須スコアは6月頃までに取得しなければなりません。
学士コース入学希望の方で英語力が不明の方は、エントリー時に1.基礎学位コースと2.学士コースどちらも選択してください。

MA&MFA
修士コース(1または2年間)にご興味のある方は「講習会のみ/6,600円」でお申込みください。

お申込み後のキャンセルは承ることができません。また、講師の判断により、内容に変更がある場合もあります。お申込み完了を持って本内容についてご了承いただいたものと判断いたします。

IELTSって何ですか?

英国の大学に入学をするための英語力証明のテストです。学生VISAを取得するために必須となります。
IELTSについて詳しく見る(公式サイト)

受験資格やコース、レベルなどコンテンポラリーダンスの留学についてはバレエと比べて情報も少なく、わからないことや不安も多いかもしれません。迷ったらお申込みの前にまずお問合せください!

2023年の様子(注意 : 文中の既卒者向けディプロマコースは本年度の募集はありません)

まずは体験してみることがいちばん

英国コンテンポラリーの現役大学教師による対面レッスンが受けられる貴重な機会。The Wellsでも年に一度の開催です。コンテのクラスに興味がある方なら、まずは体験してみることがおすすめです。

講習会に参加するにはどの程度の経験が必要ですか?

ダンス経験(ジャンルは問いません)1年以上が望ましいですが、不安な方はご相談ください。英国の学校で指導されるクラスを体験したい方、コンテンポラリー・ダンスの講習会を受けてみたい方であれば歓迎します。

クリエイティブって何ですか?

ざっくり説明すると、振り付けは音楽に合わせて振りを付けること、クリエイティブは、音楽等他のメディアを限定せず、ムーブメントを創作することです。

コンテンポラリー・ダンサーになるためには、何から始めたらいいですか?

踊りだけでなく、知識や思考のバッググラウンドを勉強することです。本格的にコンテを踊るためには振付理論の理解も必要となります。

プロとして活動していますが、入学に年齢制限はありますか?

ヨーロッパでの人脈やネットワークを作りたい現役プロダンサーの方も留学されています。不安な場合はぜひお問い合わせください。

来日教師

(講師の詳しいプロフィールはページ下部へ)

指導教師 ウィリアム・アッチソン
トリニティ・ラバン大学 プログラムリーダー/ダンス教師

オーデイションクラス伴奏 : 榎本真弓

トリニティ・ラバン大学について

イギリスのコンテンポラリー・ダンス学校は長年の歴史から、バレエ学校と同様、専門教育機関として確立しており、大学にも学位認定されています。恵まれた施設で、一流の講師陣から受けるクラスは、朝8時半のバレエクラスに始まり、コンテンポラリー・ダンス・テクニック、創作、レパートリー、即興などの実技に加え、舞踊史から芸術論に至るまで、ダンサーとして、また振付家として必要な基礎教育を受けることができます。

講師プロフィール詳細

ウィル・アッチソン(Will Aitchison)

トリニティ・ラバン音楽舞踊大学 プログラムリーダー/ダンス教師
Programme Leader – Contemporary Dance Foundation Programmes

ロンドン・コンテンポラリー・ダンス・スクールでトレーニングを受け、コンテンポラリー・ダンスの学士号を取得。その後、トリニティ・ラバン音楽舞踊学校のトランジションズ・ダンス・カンパニーのメンバーとなり、世界で最もエキサイティングな振付家と優れた若手ダンサーを集めたプログラムで、イギリス、日本、シンガポールをツアーした。 トランジションズの後、マシュー・ボーンの『白鳥の湖』に出演し、2回の海外ツアー、英国ツアー、サドラーズ・ウェルズでの公演に出演。その後、よりプロジェクトベースの仕事に移行する一方で、指導にも興味を持ち、2008年にトリニティ・ラバンのテクニックの大学院生アシスタントとして参加した。 以来、大学院や学部レベルで指導を行い、多くの若者やコミュニティのプロジェクト、最近ではロンドンのArts Educational SchoolsやTrinity Laban Conservatoire of Music and DanceのCentre for Advanced Training(CAT)の主任講師として指導している。現在、トリニティ・ラバンのコンテンポラリーダンス基礎プログラムのプログラムリーダーを務める傍ら、プロとしてパフォーマンスや振付を行う。2013年に自身のカンパニー「Anecdotal Evidence」を共同設立し、現在もその旗印のもと、意欲的に作品を発表している。

オーディションクラス伴奏
榎本真弓 Mayumi Enomoto

ピアニスト武蔵野音楽大学卒業。遠藤道子、丸山徹薫、M.シュタイン各氏に師事。
2009年、文化庁在外研修員としてウィーン国立オペラ座、オランダ王立コンセルヴァトワールにて研修。
熊川哲也主宰Kバレエカンパニー、スクール専属ピアニストを経て、現在フリーランスとして国内外のバレエ団、
オープンクラス、スクール、各種講習会の伴奏を務める。昭和音楽大学非常勤講師。
2012年バレエレッスンCD「Les Studios」をリリースし好評を博す。バレエクラス伴奏の他、コンテンポラリー、
キャラクターダンスクラスの伴奏、バレエ公演での演奏等も務める。