英国バレエ留学サポート/日本講習会・オーディション

英国バレエ学校留学で得られる「学位(大卒資格)」とは?

英国のバレエ・ダンス学校では、ダンスの実技指導ばかりではなく、高等教育機関として将来のキャリアにつながる「学位」のシステムが整っています。学校によって、3年間の長期留学を修了することで「大学卒」として認められる学士号(BA : Bachelor of Arts = 芸術学士)を取得できるコースも用意されています。

英国学士号(BA,BA hons)について

英国の学士号(BA)には、大きく分けて「一般学位(Ordinary Degree)」と、より高い水準の課程を修了したことを示す「優等学位(BA Hons=Honours Degree)」の 2 種類があります。英国で就職や大学院進学を目指す場合には、このBA(Hons)が標準として求められ、さらに成績も4段階評価の上位2つに入ることがひとつの基準とされます。

※BA(Hons)は、独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構(NIAD-QE)発行資料内で、日本の学士レベルとして位置づけられており、文科省では日本の学士(4年制大学学部卒)と同等として扱われるのが一般的です。
https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/info/uk.html
PDF資料リンク

留学から学位を取得する3つの方法

英国バレエ学校は実技指導が中心となる専門教育の場なので、各学校のカリキュラムにより、一般的な学士課程とは違いBAあるいはBA(Hons)を取得するために必要な履修内容が違います。ここでは3つに分けて紹介します。

学校例や内容については2026年4月現在の情報です。最新情報は各校のWEBサイト等でご確認ください。

1. 2年間の基礎学位 + プラス1年で卒業時取得

入学して最初の2年間で「Foundation Degree(FD:基礎学位)」を取得。3年生時にリサーチや振付などのより専門的なプログラム(Top-up 課程)を履修することで、最終的にBA(Hons)にアップグレードする仕組みです。万が一、怪我や早期のカンパニー入団で3年目の履修が難しくなった場合でも、2年終了時点でFD(基礎学位)を得ることができます。ダンサーの現実に寄り添ったセーフティネットとして機能しており、英国バレエ・ダンス教育の主流です。

該当する主な学校

2. 最初から3年間の学士課程を履修する一貫型

2年で基礎学位といった区切りは設けず、最初から「BA」「BA(Hons)」の取得を目指して一貫した3年間のプログラムを履修する仕組みです。

該当する主な学校

トリニティ・ラバン大学では、希望者は入学前に1年間のFoundation Yearを履修することでBA(Hons)を目指すことも可能です。

3. ディプロマ + プラス通信課程1年で取得(卒業後も可)

3年間の留学で、英国の資格認定機関Trinity College LondonのLevel 6 Diploma in Professional Dance(Level 6)が授与される学校の場合は、その後ミドルセックス大学の通信課程(1 年間)を追加履修することで BA(Hons) を取得することができます。プロのダンサーとして世界中のカンパニーで働きながらオンライン等で履修することもできます。

https://www.trinitycollege.com/qualifications/PPAD/level-6-dance

該当する主な学校

プロのダンサーとしてのキャリアは怪我などのリスクも伴うため、セカンドキャリアや大学院への進学にも直結する「学位」を取得できることは、英国バレエ学校留学の大きなメリットです。

卒業生へのインタビューの中でも、将来への選択肢を増やすという意味で、学校選びのポイントに「学位取得」を挙げている卒業生も多く、BA(Hons)取得して帰国後に日本の大学院に進学した生徒さんもいらっしゃいます。(就職や進学の際には成績区分も重視されるので、皆さん勉強もがんばっています!)

目標とするキャリアスタイルや学校ごとの教育方針は、留学先を選ぶ上でのひとつのポイントです。The WellsではInsragramやYouTubeなどで卒業生たちのインタビューなども公開していますので、参考になさってみてください。

各学校の提携大学、学位名称、カリキュラムの構造は年度によって変更される場合があります。受験を検討される際は、必ず各学校の公式サイトにて最新情報をご確認ください