夏休み中に、コロナ対策に入念な準備が行われ、
いよいよイギリスのバレエ学校が再開されています。
ウェルズのサポート生の中でも
一番緊張するのが、新入生の皆さんの渡英です。
ほとんどの航空便が運休する中、
イギリスへは各航空会社が日替わりで運行しているため、
直行便や経由便での渡英となりました。
それでもやっぱり、
待ちに待った留学です!
到着では、いつものように
ガーディアンたちの優しい笑顔が出迎えて、
留学生活がスタートしました。
学校開始までにも、
生活準備でやることはたくさんあります。
各学校では、マスクがユニフォームリストに加わったり、
「バブル」と呼ばれるグループに分かれて、
レッスンが行われています。
そして、大きなスタジオには、
2mのソーシャルディスタンスを保つための四角がテープで作られています。
1クラスは15~16名。
先生は生徒たちに触れることはできませんが、
しっかりと全員に目が届くことは、
唯一、コロナ禍の不幸中の幸いとも言えます。
このような状況で学校を再開されたことは、
英国大手タイムズ紙でも大きく取り上げられ、
応援の声が絶えません。
そしてあっという間に1学期の4分の1が終わり、
ハーフタームまであと少しです。
そうそう、ハーフタームと言えば、
3年生にとってオーディション用の写真撮影期間です。
先輩たちが撮影した写真を見てきた2年間、
いよいよ自分たちの出番です!
就活ですから気合が入りますね。
イギリスでは、ロイヤル・バレエ団などの舞台写真も手掛ける、
ビル・クーパーやヨハン・プレッソン他、超一流の写真家が学生たちの写真を撮影します。
学校とカンパニー、いずれにしても、オーディション用の写真は、
第1次審査です(そうは書いてないことが多いのですが、、、、)
大変重要ですから、皆さん気合を入れて撮影に臨むことでしょう。
厳しい就職状況が来年も続くといわれるバレエの世界ですが、
皆さん!頑張りましょう。
*ウェルズの学校オーディション用ポーズ写真撮影会の詳細はこちらから。
コロナウィルス感染拡大の場合には、オンラインオーディションの可能性も視野に入れた各校では、
12月から予定される日本オーディションでも、これまでと異なり、願書と同時に写真の提出を求める予定です。
世界中で活躍中の、先輩たちの懐かしいカンパニーオーディション用写真(つまりは就活用の写真)です