ロンドンから特急で北の街、マンチェスターへ。
途中にはそれはそれは美しい
英国の田園風景が広がっていて、
あっという間の2時間の旅です。
マンチェスター市の中心、ピカデリー駅から徒歩20分
オックスフォード大通りにある
The Dancehouseにノーザン・バレエ・スクール(NBS)があります。
他の学校同様、
ここでも1年間の総仕上げ学校公演がありますが、
自らの劇場(400席)を有するNBSは
学校公演というよりもむしろ
文字通り「A Showcase of Dance(踊りのショーケース)」でした。
幕開けは「ガーシュウィン・バレエ」
ガーシュウィンのジャジーな音楽に合わせて
楽しいバレエが繰り広げられます(もちろんポワント!)
![](https://thewells.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_1016-300x225.jpg)
学校の入り口を入ると目を惹く、学校のポスター
バレエ科とジャズ科があるNBSですが、
1年生の時には同じカリキュラムを履修するため、
バレエ科の生徒たちも
速いテンポのコンテンポラリー風のフットワークや
上体の使い方が見事です。
卒業学年には
以前ウェルズの講習会にも参加された日本人留学生、
青木愛莉さんもいらして、
素晴らしいパ・ド・ドゥを披露してくださいました。
背景に映る四季折々の自然の映像を背に
難しくも美しいリフトが散りばめられた
心に残る作品でした。
10月の日本講習会に来日する
リサ・ロウリング先生の振付です。
![](https://thewells.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_1017-300x227.jpg)
2019年の卒業生の顔写真が飾ってありました。
ジャズ科のダンサーは
ミュージカルシアター志望の学生も多く
その歌唱力、演技力はプロ顔負け
とても美しく、感動したのは
ミュージカル「アナスタシア」からの一曲
「Once Upon A December」
リサ・ロウランド先生の振付による
美しいコール・ド・バレエが
悲しく繊細な歌声に
柔らかな花を添えていました。
休憩を挟んで第2部は
バレエ科による
「くるみ割り人形」の花のワルツで
華やかに幕が上がりました。
こちらもロウリング先生の振付。
マンチェスター・シティ・バレエ団での
作品のひとつですね。
バレエ、ジャズ、ミュージカル、タンゴ
様々なダンスが散りばめられた
ショーケースは
学生全員による「I Go To Rio」の
明るく楽しいサンバで締めくくりました。
いやあ、ホントに楽しい2時間でした。
サマーショーの様子は、
学校ツィッターで紹介されています!
春に一度訪れて
そのアットホームな校風が一目で大好きになった学校ですが、
ご縁があって10月には日本講習会/入学オーディションを行います。
日本には、
マクドナルド校長先生、グレイ副校長先生
そして、リサ・ロウリング先生(バレエ)と
リー・ローマス先生(ジャズ)がいらっしゃいます。
![](https://thewells.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_1020-300x225.jpg)
忙しい公演直前にも関わらず、校長室で談笑してくださった先生方
右からマクドナルド校長、リサ・ロウリング先生、リー・ローマス先生、グレイ副校長先生
ぜひ学校の雰囲気を体感しに
いらしてください。
日本講習会/オーディション
2019年10月13日~14日
詳しい内容・お申込みはこちらから。