エルムハースト・バレエ・スクールの卒業生であり、現在ポーランド国立バレエ団で活躍中の、渡邊英(わたなべたけし)さんから、とっておきのインタビューと、貴重なお写真の数々が届きました!
エルムハースト・バレエ・スクール在籍中のエピソードも交えて、2回に分けてご紹介します。第1回目はバレエを始めたきっかけから、入学まで。「諦めない」ということが道を切り拓いていくんですね!
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Q:バレエを習い始めたきっかけはどんなことでしたか?
A:フランス文学者であった祖父の影響で、幼少時からバレエやオペラのビデオや舞台をよく見ていて、バレエをやりたいと思った事がきっかけです。
Q:何才頃から海外留学を考え始めましたか?またそのきっかけがあれば教えてください。
A:17歳位からだと思います。 日本で通っていたバレエスクールからイギリスに留学した友達がいて、僕も留学したい!と思いました。
Q:エルムハーストへ留学を決めた理由、オーディション方法を教えてください。
A:日本で高校を卒業後、ロンドンのセントラル・スクール・オブ・バレエに1年間留学していたのですが、自分の理想としていた留学生活とは少し違いがあり、他のバレエスクールに移りたいと思っていました。
その時に、日本からの友達がエルムハーストに在学していて、その話を聞いていたことから、「オーディションを受けたい」と思いました。
しかし、その時点で僕は19歳になっていたので、写真とアプリケーションフォームを送った時に、年齢制限を理由に、オーディションを受けに行くことさえ断られました。
でも、僕はバレエを本格的に始めたのが16歳からという遅めのスタートだったので、その事を伝え、クラスだけでも見てもらえるようにお願いして、やっと オーディションに呼んでもらうことになりました。
その結果、当時の校長、デズモンド・ケリー先生から、オーディションクラス直後に2年生への編入の許可を貰いました。
Q:エルムハーストへの入学年と卒業年を教えてください。
A:2011年1月に2年生の2学期へ編入し、2012年7月に卒業しました。
つづく。
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