7月29日から、The Wells主催ツアーの一つでセントラル・スクール・オブ・バレエのサマースクールツアーに来ています。
写真はバッキンガム宮殿をバックにジャンプするグリーンクラスのみなさん。
ダンサーは広いところがあると必ず何かクリエイティヴなことをしたくなるようです。
今年のセントラルは15名が参加。男子も黒1点。
何より今年はサマースクール自体にもボーイズクラスがあり、男子だけのレッスンで毎日思い切り絞られてへとへとの様子です。
もちろん女子の参加者の皆さんもとても真剣にバレエに取り組んでいて何よりも踊っている時間が幸せだということが伝わってきます。目的意識がとてもはっきりしている参加者が多いのが今年の特徴かもしれません。
海外留学も視野に入れてのサマースクール参加の方も多いので、すでに留学の決まっている生徒さんにいろいろ聞いたり、日本各地空の参加者同志が将来について真剣にバレエの話をしている様子を見るにつけ、これから育っていく日本人ダンサーの層の厚さを感じています。
毎日のレッスンはバレエクラスに始まり、ピラティス、コンテンポラリーダンス、ジャズ、パドドゥ、ミュージカリティ、振付、ダルクローズなど日々バラエティに富んだ内容。
レッスン後に行われる英語の授業では時たま意識を失いそうになるそうですが、お買い物やレストランでの会話も臆せずチャレンジして、即実践!しています。わかる単語があるとなんとなく意味を察することができるようになって、イギリス英語の聞き取りも飛躍的に向上している気がします。
そろそろ帰国が見えてくる2週目の半ば。
「帰りたくない!ずっとここで踊っていたい」「ロンドンで暮らしたい!」「もっとバレエを学びたい!」という声が大きくなって来るのもこの時期です。
今年は特に18日間という長期のツアーになりましたが、その分たくさんの体験をしてどんどん新しい環境に慣れ、多くのことを学ぶ夏休みを過ごせる生徒さんたちがとてもうらやましくもあります。
送りだしてくださったご家族やお教室の先生方にきっと多くの報告ができることでしょう。
生徒さんたちから是非ここは書いておいてください!というご意見を最後に。
「ロンドンは美味しいので安心して暮らせます!!」