オーランド・バレエ・スクールでの5週間のサマースクールが無事終了し、
迎えに行ったウェルズ・スタッフから、
最終週に行われるショーの様子を伝えるレポートが届きました。
オーランドサマースクールの仕上げは
選抜組のエリートサマーアンサンブル(ESE)から始まります。
The Wells サポートの生徒さんは3人とも選抜されました!
ショーの会場は私立高校の講堂です。
敷地内を優雅に鳥が歩いています。
開幕にあたって、スクールのバーガー校長が
この5週間の生徒たちの頑張り、その結果とても進歩したことをコメント。
オーランド・バレエ団のロバート・ヒル氏は
自身の提供する作品「ボレロ」が
とても複雑で難しい構成になっていることを強調されていました。
(ウェルズ生の飯田嵐くんが抜擢!)
観客席はESEに出演しない多くの生徒たちと
出演者の保護者で埋まりました。
どのパフォーマンスも短期間にも関わらず素晴らしい仕上がりで、
客席から大きな拍手と歓声が上がっていました。
鍛えられた身体は
クラッシック、
コンテンポラリーの衣装を問わず美しいです。
2日目と3日目は
生徒たち全員が出演のため、
小さなお子さんも含めてその家族が
ショー開始の30分前には長蛇の列を作っていました。
1日目のESEの公演について、
ヒル氏が驚くほどの素晴らしい出来だった、
とコメント。
3日間の公演は、
それぞれの演目は少しずつ違いましたが、
ヒル氏のボレロは3日間とも披露され、
ひときわ大きな拍手を浴びていました。
印象的だったのは2日目に出演した1人の女の子の
「私はこのステージに立てて嬉しい!」という満面の笑みでの演技でした。
ハッピーな気持ちがこちらにまで伝染するぐらいでした。
最終日は最後の演目終了後、
私服に着替えた生徒も全員
舞台になだれ込んで踊り始め、
幕が降りても10分以上名残を惜しむ声が聞こえてきました。
この5週間のサマースクールで、
インターナショナルな環境の中、
技術だけでなく、
精神面でも大きく成長したことと思います。
参加者の感想は、
このあとのブログでご紹介します。