ロンドンから特急電車で1時間半。
バーミンガムのエルムハースト校へ学内ソロコンペティションを見に行ってきました。
ロウアースクールの最終学年、
そしてアッパースクールの1,2年生が毎年クラシック・バレエのソロで競いますが、
今年は初めてコンテンポラリーダンスの部も加わりました。
見学したのはアッパースクールの1年生の回。
今年の9月に入学した学年です。
ウェルズのサポート生2名も
もちろん参戦です。
ミホさんは、「ドン・キホーテ」からキトリの友人のヴァリエーション。
ジャンプは高く、ポーズも美しくピタっときまって、
客席からの歓声もひときわ。
さすがです。
サツキさんは、キトリのヴァリエーション(第1幕)。
テクニックはもちろんですが、華やかな踊りが彼女にとても良く似合って、
レッスン用の黒いチュチュなのに、衣装を着ているように舞台がとても明るくなりました。
日頃はふたりともRADの試験練習にも余念がありません。
通常の土曜日に加え、
平日の早朝レッスンもあり、
一気にグレードを取得してしまおうという作戦です。
来年のアデリン・ジェネ国際バレエコンクールはロンドンで開催されますので、
活躍が期待されます!
コンテンポラリーダンスの部では、
生徒が自分で音楽を選び、約1分半の作品を作ります。
振付コンペティションではないので、
動きの音楽性と体のムーブメントで審査をするという説明がありました。
コンテンポラリーダンス、
特にクリエイティブはいくつも経験することが必要です。
ロウアースクールから上がってきている生徒さんたちは、
さすがにその点が抜きん出ていて、
振付コンペティションでもいいのでは?
というようなクオリティの高さに驚きました。
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アッパースクールの留学生。美しく飾られたクリスマスツリーの前で。
いやはや昨年からのエルムハースト校の
全体レベルの向上は驚くばかりです。
今後、益々大きな飛躍が期待されますね。
パーカー校長先生とも、
日本オーディションの最終打ち合わせが終了。
来年はどんなダンサーさんたちにお会いできるか
とても楽しみにしていらっしゃいました。