エルムハースト・バレエ・スクール卒業生のご紹介②:瀬屑真紀さん(Kバレエ団所属)

努力家に「超」がつくほど、練習の虫!
2014年卒業、瀬屑真紀さんのご紹介です。

プロム(卒業式)同級生の皆と。

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Q:バレエを習い始めたきっかけはなんですか?
A:私が2歳の時バレエのビデオが流れると、ずっと踊っていたそうです。
それで母がバレエを習わせてくれました。

Q:何才頃から海外留学を考え始めましたか?またそのきっかけがあれば教えてください。
A:中学校に入ったくらいです。
もっと上達したいという思いと、バレエ漬けの生活を送りたいと思ったからです。
また、私の尊敬するダンサーの方がイギリスに留学経験があったからです。

Q:エルムハーストへ留学を決めた理由、オーディション方法を教えてください。
A:エルムハーストはバレエはもちろん、カリキュラムが豊富で他のダンスも学べるからです。そして憧れのバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の附属校だからです。
オーディションにはDVDを送りました。

エルムハースト校3年生のサマーショーでアシュトン振付「Birthday Offering」の主役を3人のパートナーと踊りました(偶然にも1年生の時と同じ衣装です、本本当はこの作品の衣装のため)

Q:エルムハーストで一番思い出に残っていることを教えてください。
A:正直エルムハーストでは沢山の良い思い出があり1番を決めるのは難しいですが、なかでも3年生の1年間は、とても充実していました。

チェケッティのコンクールで1位を頂いたこと、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の公演5作品に出演したこと、そしてバレエ団の契約オファーを頂くことができました。
最後のサマーショーではアシュトン振付の「Birthday Offering(誕生日の贈り物)」で主役を踊ったことも、良い思い出です。

バーミガム・ロイヤル・バレエ団「くるみ割り人形」より 葦笛

Q:留学して驚いたことがあれば教えてください。
A:バレエ以外の授業や生活の場で自己主張が強いことです。自分の意見を伝えたり、わからないことがあれば、すぐに聞きます。

先生方と生徒の距離も近いなと感じました。つねに気にかけてくださり、今でもよく連絡をとっています。私にとってイギリスの両親のような存在です。

Q:留学して良かったと思うことをいくつか挙げてください(日本では体得しえなかったことなど)
A:体を鍛えることを1から学べたことです。
どこの筋肉を使うべきかそこをどう鍛えるか、バレエダンサーのためのエクササイズ、ワークアウトをたくさん教わりました。
エルムハーストにはボディ・コンディショニングという授業や、解剖学に詳しい先生もいらして、多くの器具が揃うジムもあります。

オーディション用写真

精神的にも鍛えられました。
海外に1人で行くということは自己管理をしなければいけません。
言語や文化の違い、辛いことにも戦っていかなければなりませんでした。

私は泣き虫でしたが、少しは強くなれた気がします。
同時に離れていた分、どれだけ周りの方や家族に支えられているかを感じました。

Q:エルムハーストについて日本の学生さんへ紹介したい点を教えてください。
A:エルムハーストの先生方は教師として人間として素晴らしい方々ばかりです。
生徒1人1人をしっかり見てくださります。

学校の環境も、他にはないくらい良いものです。
7つあるスタジオ、劇場、ジム、メディカルセンター、食堂に寮まであります。
とにかく全て揃っています。
そしてバーミガム・ロイヤル・バレエ団を含め、多方面からのゲストもたくさん来てくださいます。

クラカウ・オペラ座バレエ団(ポーランド)「Dwie Historie-Jeden Taniec」(ポーランド人振り付け家のコンテ作品)

【在校中の受賞歴ほか】

*2013年:チェケッティ・クラシックバレエ・コンペティション:The Winner of Barbara Geoghegan Award (第1位)
*2013年:ジェネ国際コンペティション:ファイナリスト
*2014年:エルムハースト・バレエ・スクール Artisans’ Cup for Excellence
*2013年と2014年:エルムハースト・バレエ・スクール The Most Promising Dancer
*RADシラバス(教材)DVD撮影:アドバンス1
*スカラシップ: Centre d’Art Choregraphique Franco-Japonais

【留学中に取得した資格】

*Elmhurst Ballet School- National Diploma in Professional Dance
*RAD [Advanced 2, Distinction]
*ISTD Cecchetti [Advanced1, Distinction]
*A2 Dance (Aレベル=イギリスの高校修了資格)
*PET(英語資格)
*English Speaking Board Level1

スウェーデン王立バレエ団 新作「白鳥の湖」(新バージョン)

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2011年にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団附属エルムハースト・バレエ・スクールに入学した瀬屑さん。ウェルズでは2013年から留学サポートをさせていただいていました。

在学中から「超」がつくほどの練習好き
ウェルズも何度か学校の先生に、「真紀をスタジオから追い出すのは、本当に大変!」と言われたことがあります(笑)いつも放課後や休日に自主練をしていたそうです。

2014年に卒業後は、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団、クラカウ・オペラ座バレエ団(ポーランド)、スウェーデン王立バレエ団を経て、今年Kバレエ団に入団しました。

Kバレエ団「くるみ割り人形」より クララ

昨年暮れの「くるみ割り人形」では、難しいKバージョンのクララという大役を、見事に踊り切りました。過去3年間、プロの舞台で踊ってきたことが、どれほど彼女を鍛えてきたかということを証明してくれるような、堂々とした舞台で、思わず涙腺が緩んでしまいました。これからの活躍がますます楽しみです❤

舞台裏:Kバレエ団「くるみ割り人形」より クララの衣装で。