セントラル・スクール・オブ・バレエ、新学年スタート!

11月に日本における講習会とオーディションが予定されている
セントラル・スクール・オブ・バレエでは
いよいよ新学年がスタートしました。


夏休み明けの再会に盛り上がるのは、どこの国も同じですね。

ロンドンでは一番遅いスタートですが、
この学校の修了は毎年7月中旬と遅いので夏休みの長さはみんな一緒(笑)

11月の日本講習会を担当しているザ・ウェルズでは
少し学校の様子もお伝えしようと思います。

先ずは入学式。
校長先生のご挨拶やスタッフの紹介があります。
(日本の入学式のようにかしこまっていないところが、とてもイギリス的!イギリスの三大バレエ学校はどこもこんな感じです。)


学生は床、保護者は後ろの椅子に座ります。

校長先生からは
コミュニケーションの重要性についてお話がありました。

学校のモットーは
“To become the best possible dancer you can and want to be.”
「自分に可能な、自分の望む、最高レベルのダンサーになるために」
努力を惜しまないということです。

それを実現するために、
教師もスタッフも一生懸命に学生をサポートしています。


クラス担任の次に日々お世話になる学務課のサマンサ。学生の日々の疑問、珍問に優しく対応してくれます。

でもサポートしたくても、
話してくれなかったらできないよね?
だから、コミュニケーションはとても大切なんですよ、

という内容のお話でした。


ピラティスのサラ先生。セントラル校では伝統的に教師をファーストネームで呼びます。「話す」ために教師と学生の距離をとても短く感じさせる独特の雰囲気です。

入学式の後は、1年生はさっそくバレエクラス。
もちろん男女に分かれて1時間半のクラスレッスンがありました。

セントラル校でいつも素晴らしいなと思うのは、
伴奏者の質の高さです。

入学式には5名の音楽家が顔をそろえ、
意識の高さを感じさせました。


1年生の伴奏を担当するクリントン。5名の音楽家は全員男性です。

音楽家たちは皆さん、ピアノを弾くにとどまらず、
作曲もしますので、
レッスンでは即興も多く聴かれます。

学生を見て、その動きを確かめながらリードしてくれるピアノが
いつも溢れている学校なんて、
なかなかありません。

1年生はその後、
解剖学のクラスがありました。


解剖学担当はフィジオのアナ先生。アイアンマンレースに出場しちゃう凄腕ですが、スチューデント・サポート・チームのリーダーでもありす。

ウェルズも頼まれて通訳に入りましたが、
導入とは言え、なかなか手強い単語が並びます。

でもね、どっちにしても骨や筋肉の名前は
日本語でも専門用語では分からないんだし、
英語で理解しちゃおうよ!


手紙も何もかもが「英語!」の生活が始まりました!

小論文の課題になるから、
ちゃんと聞いておきなさいよ!」
同席した担任の先生からもアドバイスが飛んで来て、
学生全員、
必死でノートにペンを走らせました。


3年生のバレエ・セントラルは初日から全く別メニュー。ゲスト振付家の名前も見えますね。

解剖学のあとは、
アカデミックの先生とみっちり1時間
夏休みの課題について
これからの1年間に要求される論文について
などなど大事な話の連続です。

トドメは英語のクラス分けのための
レベルチェック

初日から、
頭も身体もクタクタの
1年生でした。

今週は9時始まりだから
ちょっと楽だけど
来週からは8時45分にはバレエクラスが始まりますよ!

がんばれ、みんな!

11月の講習会/オーディションには
学校のピアニストも来日します。
踊るピアノをぜひ、体験しに来てくださいね!

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